「あの日の温もり」
あの日から14年が経とうとしている。
あの日、飼い猫が散歩に行ったまま、
午後14時46分に経験したこともない揺れが襲った。
ラジオから流れてくる耳を疑うようなニュースが流れ
新聞から目を覆いたくなるような記事と写真が掲載されていた。
「ちゃちゃは無事なんだろうか…?」
揺れが続く夜に怯えながら、
ちゃちゃのきょうだいたちと別なきょうだいたちが
ワタシの足元で眠る子も居れば布団の中に入ってきて眠りに就く。
日中は飼い猫が帰って来れるように開け、
買い物に行く時と夜は閉めを何日か繰り返してるある日
家事をしていたら
「うんにゃん♪」
聞きなれたリズムが付いた声
紛れもなく「ちゃちゃ」の声
声がした窓の方を振り向くと
茶色の毛色の猫が座っていた
「ちゃちゃ!無事かっ!怪我してないかっ?」
ちゃちゃの全身を見る
両手両足を触り握る
ちゃちゃを抱き上げる
「にゃうにゃう」(抗議の声)
「あ、ごめんごめん」
何処も怪我も打ち身もしていない。
恐らく安全な場所でじっとしていたのが良かったのか。
「おかえり。今、ちゃちゃのご飯出すね」
あの日の数年後にちゃちゃは亡くなったけど
あの日のちゃちゃの温もりは忘れない
「cute!」
マイクロエースから販売されている
ホンダ T360の箱絵がまさに「cute!」
「記録」
一日の出来事を箇条書きにすることで
自分の行動を見直すことか?
「一輪の花」(一行詩)
花束よりも一輪の花の方が君を独占している感覚に陥る
「さぁ!冒険だ!」
お産箱からヨチヨチ早く出てくる子も居れば遅れて出てくる子も居る
ヨチヨチまだ不安定な足取りで四方八方に散らばりながら、
時にきょうだい達と擦れ違いごっつん。
お産箱から一部屋の中での冒険が始まる。
「魔法」
アナタに魔法の瓶をお薦めがありますよ。
〇〇の粉で〇〇になりたいとなり
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