「あなたは誰?」
ストレートで前髪がパッツン切りで細長い目
藍色の着物に朱の帯
暗闇の中なのに、藍色の着物に朱色の帯がはっきりと分かる
朱色の帯には金色の般若心経が施されていた
(暗闇の中なのに、着物の色、帯の色、それに金色の般若心経が施されているのが、分かるのだろうか?)
「…あなたは誰…?この祠の…」
藍色の着物姿の女は小さく笑い
ワタシの頭を撫でて消えていった
「手紙の行方」
無事に相手先に届くこともあれば
途中で郵便事故に遭い迷子になれば
戦時中は検閲で没収されることもあり
生きる力になることもあれば
生きぬ力を奪われることもある
手紙の行方は手紙だけが連絡手段の時代は
手紙の数奇な立場を巡る廻る
「輝き」
ちっぽけな石だけど
輝きを持ちたいの
偽物の輝きでいいから
アタシを研磨して
輝きを持たせて欲しいの
あの輝きの世界に
磨き上げられたこの身をね
「君の声がする」
小さな祠の中から君の声
引き寄せられる君の声
君の声はあの世に招かざる声
「時間よ止まれ」
超大盛のカップ焼きそばとサラダ(は食べきりサイズ)を平らげた後に
和菓子やら菓子パンやらを貰う。腹パンパンで、時間よ止まれと思った(まぁ後で食べればいい話なんだけど)
「ありがとう」
いつもありがとうね。
中々上手く云えない言葉だなぁ、と思います。
照れ臭いのもあるし本当にちゃんとありがとうが
伝わる言い方をしているのかて考えてしまいますね。
現に今日も他人にちょっとした事で助けられて、
「ありがとうございます。助かりました」を4回云っている。
相手にとっては他愛の無いことで気付いたから
手を差し伸べただけなんだろうけどでもその差し伸べてくれたから、
ワタシは「ありがとう」ございますを云う。
時には重荷になってしまう言葉かもしれないけど、
ちゃんとありがとうが伝わる言い方で、ありがとうを云えるようにしたいです。