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10/23/2024, 11:12:36 PM

「どこまでも続く青い空」

空色
水色
白群色
亀覗き色
露草色を
グラデーションで描き
終いに群青色世界を描く

存在していそうで存在していない
存在していなさそうで存在している

どこまでも続く青い空は
濃淡を変えながら
名の如く青い空を世界に

10/23/2024, 1:26:46 AM

「衣替え」

首の回りがちょっとずつふわもこになったら衣替えの合図
          ◆
足元に散らばる毛は衣替えの合図
          ◆
自販機も衣替えを始めました

10/22/2024, 9:53:56 AM

「声が枯れるまで」

薄暗い部屋の中で情交続ける複数の男女たちは
声が枯れるまで白乳濁色の液が枯れるまで
精神的機能が涸れるまで溺れ死ぬ

10/21/2024, 12:56:25 AM

「始まりはいつも」(一行詩)

始まりはいつもアナタの煙草の匂いから一日が始まる
         ◆
始まりは終わり 終わりは始まりで 常に始まりはいつも来る
         ◆
始まりはいつも突発的に襲ってくるものです
         

10/19/2024, 10:06:17 PM

「すれ違い」

ちょっとした差で購入を見逃してしまったモノを
手に入れるのはちょっと先のことだ
          

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