「空を見上げて心に浮かんだこと」
夏の朝方の群青色の空を見上げれば
虚空の表情になり
下を見れば
現実に引き戻され
ちっぽけな世界に
虚空たる空が広がって
余裕がある内は
幾つたる表情を見せる
気候を見せ付けられるのだなと
心か荒れても
空はいつもの表情なら
それで良いし
空が荒れてるなら
お前も私と同じなんだと
思える精神的余裕だ
「終わりにしよう」(一行詩/詩)
何度思ったことか 散乱した型抜き
◆
終わりにしようと云った瞬間に
君は吸い上げ途中のストローで返事をした
◆
終わりにしようと思う度に終わりにしない 検索巡り
◆
終わりにしようと思う度に新シリーズを蒐集してしまう
「手を取り合って」
損得勘定で付き合ってる奴らが
いきなり手を取り合ってくるなら
こっちからお断りだ
手を取り合って生きていくなんて
そう簡単にいくものじゃないぞ
途中で破綻するものなのさ
「優越感・劣等感」
人生において
優越感、劣等感はツキモノだ。
人によってはこの二つを感じる割合は異なる。
どちらも同じ割合で感じる人は少ないだろう。
学年が上がる度に集団行動で優越感、劣等感は増す
最高潮なのは中学高校ではないだろうか。
大学・社会人になれば益々優越感、劣等感のレベルは桁違う。
結果を残さなければならないと云う使命感も生まれてくる。
何をするにも張り合い、
優越感、劣等感を産み出して
妬みも恨みも産み出して
人間は面倒だね。
考え方・使え方を間違えてしまえば
自分の人生を狂わせる
「これまでずっと」(一行詩)
これまでずっと黙ってて御免
「実は雌なんだよね」とふっくらお腹を見せてきた野良猫よ
◆
これまでずっと居てくれてありがとうな 俺の在籍よ
◆
これまでずっと避けてきたモノはこれからもずっと避ける
◆
これまでずっとあったモノが急に居なくなって買えずにいる
◆
もう無理なんだとこれまでずっと騙し続けながら使っているテーブル
◆
これまでずっと使っていたガラホ この先も製造続けてくれ
(遅い七夕願い)