6/19/2024, 2:16:26 PM
「相合傘」(一行詩)
君を拾い相合傘 小さなくしゃみの夕立
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突然の雨に相合傘を企むが読まれたワタシのココロよ
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男友達の相合傘の練習に付き合わされる俺の立場は
6/18/2024, 12:59:24 PM
「落下」(一行詩)
落下していく完成間近のプラモ おのれ…地震よ…
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落下していく部品は絨毯の毛の沼の底へ
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落下していく小皿から トマト味の野菜炒めは空中で踊る
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ビー玉がシュワシュワの中へ落下する六月
6/17/2024, 1:51:26 PM
「未来」
科学の未来
日常的生活の未来
IT技術の未来
人間の未来
動物の未来
植物の未来
昆虫の未来
経済の未来
お金の未来
コミュニケーションの未来
等々
この先々も少しずつ進歩していっては失われていくモノもあり、
後に失われたモノが未来に再び脚光を浴びるかも知れないし、
無いかも知れない。
未来に
何が進歩して
何が失い
何が脚光浴びるのだろうか?
6/17/2024, 5:16:08 AM
「好きな本」
好きな本がたくさんあっても
その中から良く読む本は 1冊しかないのかも知れない
「一年前」
昨日が昔なら、一年前は大昔になるわね。
もう一年前の今頃の記憶なんて銀河の塵になってるわ。
6/14/2024, 11:52:53 PM
「紫陽花」(一行詩)
来てくれぬアナタを待つ紫陽花の群れ
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色を変え毒を持つ君と紫陽花を重ねては
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一枚の花弁に青ざめて
「あいまいな空」(一行詩)
降るか降らぬ空に焦らされ
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蛇の目傘の出番を用意してはしょんぼり雨女
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鉛色の空と珈琲を交互に見つめる待ち人来ず