67

Open App
6/19/2024, 2:16:26 PM

「相合傘」(一行詩)

君を拾い相合傘 小さなくしゃみの夕立
       ◆
突然の雨に相合傘を企むが読まれたワタシのココロよ
       ◆
男友達の相合傘の練習に付き合わされる俺の立場は

6/18/2024, 12:59:24 PM

「落下」(一行詩)

落下していく完成間近のプラモ おのれ…地震よ…
          ◆
落下していく部品は絨毯の毛の沼の底へ
          ◆
落下していく小皿から トマト味の野菜炒めは空中で踊る
          ◆
ビー玉がシュワシュワの中へ落下する六月

6/17/2024, 1:51:26 PM

「未来」

科学の未来
日常的生活の未来
IT技術の未来
人間の未来
動物の未来
植物の未来
昆虫の未来
経済の未来
お金の未来
コミュニケーションの未来
等々

この先々も少しずつ進歩していっては失われていくモノもあり、
後に失われたモノが未来に再び脚光を浴びるかも知れないし、
無いかも知れない。

未来に
何が進歩して
何が失い
何が脚光浴びるのだろうか?

6/17/2024, 5:16:08 AM

「好きな本」
好きな本がたくさんあっても
その中から良く読む本は 1冊しかないのかも知れない

「一年前」
昨日が昔なら、一年前は大昔になるわね。
もう一年前の今頃の記憶なんて銀河の塵になってるわ。

6/14/2024, 11:52:53 PM

「紫陽花」(一行詩)

来てくれぬアナタを待つ紫陽花の群れ
 ◆
色を変え毒を持つ君と紫陽花を重ねては
 ◆
一枚の花弁に青ざめて


「あいまいな空」(一行詩)

降るか降らぬ空に焦らされ
    ◆
蛇の目傘の出番を用意してはしょんぼり雨女
    ◆
鉛色の空と珈琲を交互に見つめる待ち人来ず

Next