5/15/2024, 6:00:33 AM
「風に身をまかせ」
暖かい五月らしい陽射しが射す時間に洗濯物を干していく。
俺は嫁の下着の後に自分のトランクスを籠から掴むと
強風が吹き込んだ
急な強風に驚き、俺は自分のトランクスを放してしまった。
強風に煽られて俺のトランクスは舞い上がる。
五月の雲一つ無い清みきった青空に、舞い上がるトランクス…。
「…まさに風に身を任せて…だな」
「何云ってんの。早く取りに行ったら?」
5/13/2024, 12:53:15 PM
「失われた時間」
「あの日に」「あの年」に戻れたら
「失われた時間」に戻れたとしても
時間配分が下手なモノがまた同じような事をやりかねないので、
失われた時間は取り戻さない方がいいのだ。
5/11/2024, 1:08:57 PM
「愛を叫ぶ」(一行詩/三連行)
一枚二枚三枚 憎愛沢山の葉書を認めては叫ぶ
増悪増愛込めた カレーライスを召し上がれを叫ぶ
愛し愛し愛しきよは 嫌悪か増悪に叫ぶ
5/10/2024, 12:15:25 PM
「紋白蝶」(一行詩/三連)
あの世とこの世と繋ぐ紋白蝶よ
◆
放蕩する彼女の着物姿は紋白蝶
◆
紋白蝶に誘われ彼方此方に迷い道
5/10/2024, 9:12:15 AM
「忘れられない。いつまでも」
忘れられない程の
出逢いと別れと衝撃的体験を
繰り返している内に
忘れられない記憶は
いつしかフラッシュバックに変わり
時には苦しみ踠く記憶となっていく