「生きる意味」と「刹那」
死期を迎える
それは如何なる者にも訪れる
死を迎えることは必然的かつ不自然と成す
己の全てを知り <現世>を生きなさいと云う
経を唱えれば良いと
全てを見通すことなど可能なのだろうか?
自らを織るのは 己自身
今なお 背負っている<モノ>も
いつかは━確かなる証━
いつかは━確かなる実り━
生きる意味が無い者
生きる目的が無い者
如何なる経を唱えても
実りも証しも 成らないモノ
静かに静かに 確かな足取りで
いつかはその日は<訪れる>
その日が<訪れる>前触れを見逃しては為らぬ
悔いの無い道を
悔いの無い人生を
意味を
目的を
歩み続けなさいと
「善悪」
道徳心にルールや法律で「善悪」を「区別」「判断」しているが、
道徳心など一切無視、人々の理不尽な都合で、善悪を決めている。
判断基準は世界によって融通が利かない。
日本得意の判断基準も役立たずな無法地帯もあり。
裏金なんてそうでショ?
「流れ星に願いを」
「群流星」と「散在流星」を区別しながら
流れ星を眺める
願いが叶う所か区別することに専念しすぎて
願いを云うことなど忘れている
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「流れ星に願いを②」
流れ星に願いを叶えて貰えるんだったら
世界は阿鼻叫喚の世界になってるかもね
「今日の心模様」
「ご馳走さま!」
円満な微笑みを浮かべる彼女の表情
「……どういたしまして……」
僕の手には足元にまで付きそうなぐらいのレシート
指先の隙間からダランと垂れるレシート
彼女が駅前に新しいカフェが出来たみたいだから、
行ってみたいの一言がこの長々しいレシートが産まれた
レシートには様々なケーキセットやパンケーキに
パフェなどの商品名が印字されている
一応、僕もパンケーキセットを注文したが、1つだけでギプアップ
次々と運ばれてくるセットたちに回りの客は
僕たちの席を覗いてくる視線には痛かった…。
会計を済ませた後のレシートの長さに
店員も苦笑いしながら二回折って渡してくれた
僕の財布の中身はすっからかんだ。
残ってるのは、今日の夕飯代だけ。
彼女の今日の心模様は円満なお日さま笑顔。
僕の今日の心模様は鉛色の曇り空と雨模様。
「雫」
雫だったモノは水溜まりの姿に変えて
ワタシの姿を映すことなく 消えていく