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3/28/2026, 5:13:28 PM

見つめられると目をそらしたくなる。
私はそんな立派な人間ではない。ではなぜ見られているんだ。何か見られるようなことでもあったのか不安になる。一部の、自ら輝けるようなそんな人ならば。不安ではなく自信となるようなことだったんだろう。こんなことを思っている段階で、輝けはしないのだろうな。

ただね、海は空の青を反射するから青く、月は太陽の光を反射するから輝くし、今空にある星は恒星よりも惑星のほうが多い。

つまりね、自分で輝く人は一部だったって、私はそれを利用して輝けるってこと。太陽より月が好きな人がいるように、誰かは私のほうを良く見てくれるってこと。

4/29/2025, 3:07:15 PM

好きになれない、嫌いになれない


私は私のことを好きにはなれない。嫌なところをたくさん知っているから。面接で、あなたの長所を教えてくださいと言われるよりも、短所を言う方が得意だから。何ができると言われて答えられないから。
ただ悲しいことに、嫌うこともできない。理由はなくとも自分がかわいい。理由はないけれど嫌われると落ち込む。なぜかは分からないが理不尽に怒られると腹が立つ。どれもこれも、嫌いな人がされていたらざまあみろとでも思うようなものばかりだ。


私は私のことが好きでも嫌いでもない。そう言いながら。理由があって好きにはなれないが理由がなくても嫌いにはなれない。もしかすると、自分が実は好きなのかもしれない。

4/23/2025, 11:39:52 AM

どこへ行こう


人生とは一本長く続く道ではない。円形に広がっていると思う。明るく見えているところが一本道に見えたって、道がないと思ったところに踏み出してみれば、実は道がある。今ここで諦めることが踏み出してゆく一歩目だったりする。ゴールと呼べるのは、この灯火が消えた時。今は可能性しかない。

      さて、どこへ行こう。

4/21/2025, 1:48:20 PM

ささやき


世界中のうちの誰か一人の、たった1分1秒が欠けていたのなら、世界は今のままではないのだろう。たとえその影響力が小さかろうと、この全く同じ世界は出来上がっていなかったのだろう。

どこかで喧嘩なんぞするものではないと後悔している人も、その喧嘩がなければ自分を押し殺していかなければならなかったかもしれない。

いま、明くかがやく太陽の下を歩く私の顔をそよ風がなでていったことも、足もとの小石がカランと小さな音を立てていったのも、私の気分を形づくり、家族との接し方を決定したのかもしれない。

私が私自身にささやいたこのことも、一瞬でも何かが違えば、変わっていたのかもしれない。

4/15/2025, 12:35:27 PM

春恋


春だというのにまだまだ寒い。あの暖かい陽気を待ち焦がれている。夏の照りつけとは違う、柔らかい光をうけて空を仰げば、冬の乾いた風とは違う、何とも言えぬただひたすらに心地の良い風が髪を揺らす。秋の枯れかけた葉とは違う、新しく薄い葉が彩る普段の道を、情緒に浸りながら一人で歩く。そんなあのころの春が、ふと、恋しくなる。それが私の春恋。

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