夜の海
夜の海で
今の私が何を感じるのか
自然からどんなメッセージを受け取るのか
五感を研ぎ澄ませて味わってみたい
自転車にのって
高校生の頃に自転車通学を始めて以来
私の移動手段といえば自転車だった
独身の頃もどこにでも自転車で出かけた
家から会社へ
会社帰りには少し離れたスポーツクラブへ
シャワーを浴びてすっぴん濡髪で夜に爆走して帰宅してたっけ
当時ペーパードライバーだった私も
車を運転するようになり、移動距離は比べ物にならないほど広くなった
今や自転車にはほとんど乗る機会がない
自転車を運転するとき
車を運転するとき
立場が変わったから両方の気持ちがわかる
当時を思い返すと、今のルールからは逸脱した傍若無人な自転車の乗り方だっったかもしれないと反省しきり
今は今で車のように歩行者のようにどっちつかずの走り方をしている自転車を邪魔!って思ったり
ほんとわがままでゴメンナサイ
どんな立場でも安全第一で周りに優しくなれるように精進します(T_T)
心の健康
15年ほど前、私が心の健康を失いかけた時の備忘録
ちょっと長くなるかもしれないけど
10年以上長く一緒に仕事をしてきた同性の相棒
お互いに全く違うタイプだったけれど、お互いの足りない部分を補完し合い、絶妙な連携でとても良い関係だった
おのずとチームの実績も上がり、評価もいただいた
だけど彼女は結婚を機に幸せに職場を旅立つこととなった。
嬉しいことだけれど、今思い返しても精神的にかなりのロスだった
次に入社してきた方との間で、生まれて初めて職場の人間関係での困難を味わうことになった
世代間のギャップ
価値観の違い…
今思えばそれまでが心地よすぎて、違った価値観の人への違和感を受け止められなかった。
今なら「あーそんな考えもあるのね、実に興味深いな」なんて流せそうなのに、当時は真っ直ぐに受け止めようとしたら大きな壁が道を塞ぎ、目の前が真っ暗になったようだった
そして私のバランスは崩れた
自分の本当の気持ちに気づかないふりをした
自分が何を望み、何が嫌なのか分かろうとしなかった
泣きたかったのに人前では我慢し続けた
無理をして「いい人」でいることを選んだ
自分より人の目を気にして人を優先した
だんだん色んなところが麻痺した
能面のような虚ろな表情
化粧もしたくなかった
眠れず眠らなくてもいいか…と思った
ダイエットしても減らなかったのに、
体重が2週間で5キロ以上減った
得意な料理が上手く出来なくなった
自分は何もできないと落ち込んだ
仕事をしながら何故か涙がこぼれるようになった
このまま消えてしまいたいと思った
夫が病院に行けと言うけれど、人が足りない今、
会社を休むと迷惑がかかると勝手に思い込んでいた
いよいよ不安定さはままならなくなり、会社が休みの土日でメンタルクリニックに予約を取ろうとすると、初診は最低でも1ヶ月先…なんてとこばかりでなかなか予約が取れない
予約が取れないことにも泣けてくる
また消えてしまいたいという黒い想いが私を押しつぶそうとする
ようやく平日に半休を取ることでメンタルクリニックに最短で予約が取れた
よっぽどの体調不良か身内の不幸以外では初めての半休だったかもしれない
先生の問診の中で「ウツ」というワードに対して「私みたいなのが鬱になるなんて事ありません」「私の我慢が足りないんです」「私が悪いんです」と言いながら涙がぼろぼろこぼれていた
我慢していた何かがようやく弾けたようだった
今思えば自分だけでなんとかしようなんて
なんとおこがましい(笑)
周りのたくさんの方々の助けの中で生かされていることが全く見えていなかった
「助けて」「辛い」「これが解せない」と素直に口にできていれば
助けてくれる人はたくさんいるのに
甘えてはいけないと思い込んでいた
それって周りを信用してなかったということでもあったのだとあとから気づいた
ほんとに私は失礼なヤツでしたwww
その後キッチリ引き継ぎを終えて仕事は辞めた
有給休暇もぜーんぶ使った!
仕事は少しお休みして、二年ほど前自分がやりたいことをやってゆっくりしたら、ちゃんとまた動きたくなってきた
色々あったけど、新たな人との出会いや学びがあり、今は随分と楽な気持ちで自分との対話ができるようになった
「自分が幸せでなければ、周りの人を幸せにすることは難しい」と私は感じたので、それ以来それを実践中
ちょっと甘やかし過ぎかもしれないけれど(笑)
心の健康を失いかけたことで、自分とのコミュニケーションを取っていくことの大切さを知る学びになった
きっと私にとってはそのタイミングで必要なことだったのでしょう
今となってはなんか知らんけど色々ありがとう!ということに落ち着きました
目が覚めると
嫌いになったわけでもない
ただフォーカスしなくなっただけで
あんなにゆめゆめしかった世界が
あんなに夢中になって通ったところが
瞬時に色を失うんだ
自分の切り替えスイッチ
容赦なくて笑った
街の明かり
街の明かりが煌々としていると活気とともに安心感がある
うちの近所は街の明かりがぐっと減り、さらに家の周りは行き止まりの私道で街灯がほぼ無くなる
暗くて怖いかって?
いえいえ
それよりも見上げた空の星の輝きに心がホッとするのです