七夕
一年に一度彦星と織姫のお話
そんな永遠の約束の日
これまでの私にとってはそんなに特別な日じゃなかった
2024年7月7日
とある方の卒業の日
美しく品があり思慮深く聡明でいながらひょうきんさを待ち合わせ自然に周りが笑顔になる
自分を不器用だと言うけれど、感性を磨き、多くの方からの教えを自分の糧とし、職人のように努力し続ける
そんな人が先頭を走る姿には必ず人はついていく
自分も楽しむことを認め、一人ではできないことを周りとともに作り上げ、見るものを感動させる
思いの外大好きだったのだと気付かされた
私にとってもちょっぴり特別な日になった
神様だけが知っている
困っている人を見て見ぬふりしたこと
困っている人にできることをそっとやったこと
いつまでも心に残るのは見て見ぬふりをしたほう
泣かないよ
若い頃は
泣かないよって強がって
泣いてないよって無理してウソついて
大丈夫大丈夫って言い聞かせて
一人の時にだけ泣いてきたっけ
何に抗っていたのかもうわかんないほど時間が経ったね
その頃の私に今の私が言えること
苦しかったよね
辛かったよね
淋しかったよね
そんな自分が嫌になることも多かったよね
でもね、大丈夫じゃない私も認めていいんだよ
まずは私は苦しいんだ、泣きたいんだって思っていいよ
誰よりも自分が自分の状態に気づいてあげると楽になるよ
そしてそのうえで他の人にも優しくできるようになるから
嘘だと思って試してみて
少し肩の力が抜けて楽になる
ちょっと素直になることで
自分のことを好きになれる
はず
ぜ~んぶ私が体験してきたことだからさ
これから先も沢山のいいことに巡り会えるから
思いっきり人生を楽しんで!
枯葉
真っ先にイメージしたのは、私の知ってるあの大きな桜の木の落ち葉
色とりどりの葉が地面に落ちていると
テラコッタカラーのモザイクタイルを敷いたようでとてもキレイ
さらに様々な色のパターンは一枚たりとも同じものは無く、唯一無二の存在感を示す
寒い時は朝露の水分を含んでしっとりと輝き
日中は日差しでぐんぐんと水分を奪われ乾燥する
その独特な乾いた音と靴の上からでもわかるあの「パリッ!」とした感覚を味わいたくて、ついつい踏んでしまいたくなる
落ち葉拾いも欠かせないが
その軽さゆえひと所に集めては風で飛ばされ…
最近は簡単に燃やせないからそれはそれは大変
昔は焼き芋焼いたり焚き火をしたり楽しかったな〜なんてことも思い出される
また桜の落ち葉の香りも楽しみだ
目を閉じて息を吸い込むと桜餅の香りがしてる
季節はぜんぜん違うのに、なんかちょっと春を感じさせる
見上げると葉は落ちてしまい枝ぶりばかりが露わになってはいるが、蕾達は黙って着実に春の準備をしているから健気でたくましい
四季が巡るのは大変なこともあるけど、こうやって五感で楽しむこともできるのは、それはそれで素敵なことだな
誰よりも
誰よりも秀でたところなんてなくても
誰よりも努力することなんて出来なくても
誰よりも誠実でも無いけれど
そんな私でも毎日を生きるだけの価値はある
誰よりもなんて人と比べなければ
私は私を好きになって、なんだか楽に生きられる
そんな気がする