朝だと朝日が
昼間だと日光が差し込む
でも逆に、よるになると真っ黒に
波の音しか聞こえない、時々聞こえるとりのおとも波の音にかきけされてどこかへ流れてしまうから
時間がたつにつれ深く深く沈んでいく
もうなんにも光もないところへと
僕らはここからどこへ進めばいいのだろう
「海の底」
ってなんだか人生みたいじゃない?
自分は毎日歩み続ける
そんなたいそうな理由でもないけれど
ただただ君に会うために
君がそばにいないなんて思えなくて
自分はずっと君を探してる
「君に会いたくて」
自分の周りの人はみんな優しい
家族だって、近所の人だって、友達とか先生だって
学校にいじめなんて存在しない
だってみんな優しいから、助け合って、協力しあって、励まし合って平和にやっているから
あぁ、これが幸せっていうものなのかな、、
?「おい".起きろ!!」
いたい、苦しい、だれか、、
?「ほらっ、〇〇さんの家の子供。あんなになって、、。かわいそうねぇ」
なんで?なんで、助けてくれないの、、?
?「今日も学校に(いじめられに)来たのぉ?毎日ご苦労様。」
あぁ、そっか、、本当は最初からわかってたんだ。そんな世界、自分には存在しないってわかってた。夢物語だってわかってた。自分はただ希望を失いたくないだけだったんだなぁ。だから、だからさ、、
あぁ、ずっと「夢を見ていたかった」なぁ
(希望を)
私の朝は忙しい。数年前君がいなくなってからずっと休まず働いている。そんな私にも毎日のルーティンというものがある。今はいない君が唯一残していったこのセーターに行ってきますと挨拶することだ。今はいない君のセーターに「行ってきます。」なんておかしいかな
「行ってきます。」家の中にはドアが閉まる音が響いた。
「セーター」
さようならって言わなきゃな。(やっとらくになれる)
この世界にもこの世界の人々にも。(この息苦しい、生きにくい世界からも私をいじめてきた人たちとも)
もう会うことはないのだから。(もう我慢しなくていいのだから)
私はこの世界からいなくなる。(やっとこの世界から抜け出せる)
私は明るい世界へおちていく。(これでやっと楽になる)
「楽しかったなぁ。この世界。(息苦しかったなぁ、この世界)」
「ありがとう(さようなら)」
「落ちていく。」