9/7/2025, 2:43:15 PM
「雨と君」 #118
窓に打ちつける雨音に
少しだけ甘いあなたの声
だから、雨が好き
私が雨が苦手だから
あなたの声は優しいの
雨が好きになってしまったら
あなたの声は甘くなくなるかしら
そうしたら、また私は雨に怯える
ああ、堂々巡り。
9/6/2025, 1:09:48 PM
「誰もいない教室」 #117
階段を降りて
あなたの教室の前を通るとき。
うちの担任は話は長いから
そのときには誰もいないのは分かっているけれど
つい、あなたの姿を探してしまう。
9/5/2025, 2:51:48 PM
「信号」 #116
帰り道
横断歩道の青信号
「じゃあ、またね」
君とはここでお別れ
あの信号が赤だったら
もう少し一緒にいれたのに
9/4/2025, 1:52:44 PM
「言い出せなかった「」」 #115
「ありがとう」
勘違いだったらしんどくて。
「ごめんなさい」
拒絶されるのが怖くて。
「愛してる」
独りよがりのように思えて。
「好き?」
もし違ったら壊れてしまいそうで。
9/3/2025, 2:50:29 PM
「secret love」 #114
好き。大好き。愛してる。
私がこれだけの言葉に留めるのは
私が好きの気持ちを少しだけ内緒にするのは
ひとえに、あなたに嫌われたくないから、ね。