夏緑樹林

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9/4/2024, 3:50:11 PM

「きらめき」

まとっていたい。

ティンカーベルの魔法の粉のように。

誰が見ても、綺麗だと思われるように。

自分でも、綺麗だと思えるように。

誰か私にかけて欲しい。

きらめきを粉にして。

8/30/2024, 2:07:46 PM

「香水」

匂いって武器だと思う。

記憶に残りやすいから。

同じ匂いを嗅いだら、思い出される。

あなたの優しかった香水の匂い。

そんな切ない思い出なんてまだない私は、

香水の匂いが強ければ、(  ᷄ᾥ ᷅ )ウッ……ってなるから。

匂いは物理的な武器にしかならない。

なんだか悲しい。

8/29/2024, 2:27:18 PM

「言葉はいらない、ただ…」

言葉はいらない、ただ見ていたい。

テレビの中の貴方。

昔の街並みを歩く貴方は白黒でしかないけれど、貴方の美しさを映すには十分すぎるくらいで。

いつまでも見ていたかった。

言葉にしたら、貴方が軽くなってしまう気がして。

ただ、見ていたかった。

8/27/2024, 11:43:11 AM

「雨に佇む」

帰り道、何か当たった感触。

見上げれば、雨。

傘をさすかどうか迷うくらいの小雨。

しばらく佇んでみる。

不思議と不快ではない雨の感触に、足を踏み出す。

こんな日もある。


8/25/2024, 11:24:47 AM

「向かい合わせ」

机を合わせてペアワーク。

ふと目の前のペンを走らせる君が気になってしまう。

──綺麗な字

しばらく見てしまった。

君が伸ばした足があたる。

パッと顔を上げれば、君と目が合う。

「ごめん、足あたった。
てか、全然課題進んでないじゃん。」

と笑う君。

なんとなく特別な時間だった。

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