夏緑樹林

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8/9/2024, 11:20:13 AM

「上手くいかなくたっていい」

自分がいいと思えるなら上手くいかなくたっていい。

自分が超えたいラインを越えられたならそれでいい。

そうやって、少しずつ受け入れられる範囲が大きくなっていけばいい。

自分に対しても、他人に対しても、おおらかになっていければいい。

上手く受け入れられなくたっていい。

少しずつでいい。

8/8/2024, 11:51:13 AM

「喋よ花よ」

まだ見ぬ、自分の子どもへ
喋よ花よと育てるつもりです。
楽しみに待っていてください。

8/5/2024, 1:57:37 PM

「鐘の音」

人は一目惚れをした時、頭の中に鐘の音が鳴るという。

そんな訳ないと内心バカにしていた。

ある日、君を一目見た時、鐘の音なんて聞こえなかったから。

変わりに感じたのは頭を鐘で殴られたような、強すぎる衝撃だった。

やっぱり鐘の音なんて聞こえないじゃないか。

僕は今でも信じていない。

一目惚れした時に、頭の中に鐘の音が鳴るなんて。

8/5/2024, 8:26:34 AM

「つまらないことでも」

毎日がつまらなくなる時がある。

同じことの繰り返しが苦になる時がある。

刺激を求めようにも、周りの環境や自分は簡単には変われないし変わらない。

ただ、同じことの繰り返しが自分を保ってくれていることもある。

朝、目が覚めて起きてしまえば、顔を洗う。

顔が洗えたら、ご飯を食べる。

そうやって、1つ1つやっていくことで、なんとか1日を終えることができる。

今日もつまらないことが私を保ってくれている。

8/3/2024, 4:11:38 PM

「目が覚めるまでに」

まだ夢の中。
まだ、君と手を繋いでいられる。
今日こそは目が覚めるまでに、君の名前を呼びたい。
そんな僕の願望を知ってか、君の輪郭が次第にぼやける。

ぼやける君に続くように、目覚まし時計が僕を呼ぶ。
起き上がり、君を反芻する。
夢の中で繋いだ手の感触や君の柔らかい笑顔を、細部まで覚えていられるように思い出す。

──我ながらキモイなぁ。

現実では、話したこともないただのクラスメイトの君と僕。
君は僕の名前を知ってくれているだろうか。
僕は君の夢を見てしまう程、君に夢中だ。
君の夢を見ているなんて、知られたら気持ち悪がられるに決まっている。

現実と夢とのギャップが辛い。
あわよくば、君が話しかけてくれたりしないだろうかと、
君が読んでいた本を僕も読んだ。
前髪をあげたセットが好きだと、偶然聞いてしまった友達との会話。聞いたその日には、髪の毛のセットを練習した。
だが、成果はまるで得られない。
ひよっている自分が情けない。

──今日こそは絶対に話しかける!

と意気込んだのも、もう何回目か分からない。
だが、その意気込みは今日、裏返った声の挨拶となって君に届いたのだった。

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