なまけもの

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8/10/2024, 10:50:36 AM

2024年 8月17日

「はぁ~、今日も疲れた」
静かな電車内で呟いた。乗客はこの号車には見られない。多分、今この電車に乗っている人も少ないだろう。それはこの電車がもう終点に近いから。電車の揺れはどうも眠気を誘う。疲れも相まって寝てしまった。終点で降りるから寝過ごすという考えはなかった。

目が覚めた。いつもならもう着いているはずなのに、窓を見るとまだ暗闇の中を駆け抜けている。

終点はいつなんだ?

8/6/2024, 6:27:12 AM

2024 8月12日

夏の夕暮れ、鐘の音が聞こえてきたら、それが始まり。

8/4/2024, 9:41:39 AM

2024 8月4日

土砂降りの雨だ。こんな日は普段だったら家にいる。けど、今その中を走っている。君に会うために。

病室はいつもどうりだった、君がベッドに沈んでること以外は。病院から連絡があった。どうも急に病状が悪くなり、今は意識がないらしい。いつ意識がもどるかもわからないらしい。
ベッドに沈む君の頬に触れた。特に意味はない、というか無意識にだ。君がいなければここは空虚な空間だ。

もう、終わりの時間が近づいてきていた。
最後に君に伝えた、
「ずっと待ってるから、だって君は僕に光をくれたから。」
もちろん君は何も言わないし、こちらも見なかった。僕は病室を去った。

光になってみせる、君の目が覚めるまでに。

8/2/2024, 2:25:34 PM

2024 8月2日

うざったいくらいの晴天のもとをを歩きながら、君に会いに行った。

君の病室は暗く重い、まるで曇天だ。君は窓の外を眺めている。その姿に光は見られない。こちらを見ずに君は、
「何で来たの。」
と言う。その声は無機質だった。
「病状が回復に向かっている、と先生から聞いて。もう少しいけば、仮退院もできるそうだし。」
「いいの、私はまだここにいたいの。」
その言葉を聞いて、わからなかった、こんな鳥籠のような場所にいる理由が。
「なんでここにいたいの?外は楽しいことがたくさんあるのに?お祭りとか一緒に行きたいよ。」
「私には明るすぎる。だから、ここに1人でいたいの。」
「君は僕にとっての明かりだったのに…。」
「もう、私は君のためにはなれないよ。」
その言葉は聞きたくなかった。
静寂な病室でただ時間がひたすらにすぎていった。

もう、終わりの時間が近づいてきていた。
最後に君に伝えた、
「今度は僕が君に光を灯すよ、君のためになりたいから。」
君は何も言わないし、こちらも見なかった。
僕は病室を去った。明日、もし晴れたらまた来るよと伝えて。

8/2/2024, 9:24:22 AM

2024 8月2日

明日、もし晴れたら君に会いに行こうかな、

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