NoName

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11/19/2023, 10:21:58 AM

君に送ったキャンドル意味は特にないけど、と渡したが実際は素敵な時間を過ごしてほしいから渡した。

勝手な僕のしがない片想いである

君から電話が来た
「キャンドルありがとう!大事に使うね。」
喜んでもらえたみたいでよかった。

少しだけ…ほんの少しだけ賭けに出てみた
「ねえ、月が綺麗だね。」

君はそうだね、綺麗だねと言った後
「私にとって月はずっと綺麗でした。」

そう答えを聞いた時月は恥ずかしさを埋めるように雲隠れした。

「キャンドル」

11/17/2023, 2:57:24 AM

時間が迫り狂う中君は
「ねね、今度どこ行こうか」
と嬉しそうに問いかける君に僕は笑顔で答える。

「次は地上で会おう。今度こそ君を見つけ出す…きっと…いや絶対。」
もう枯れ尽くした涙を堪えながら伝えた。
君は目を隠しながら笑っていた。頬には一筋の光が見えた。
「うん、わかった。それじゃあまたね。」
彼女は光に呑まれ静かに消えた。

白い花が咲く美しい箱庭の中で君とまた出会えた。
君といる事が僕の幸せ全てだ。…………好きだ。

また何千年と時が経った時、君が僕を思い出すまで待ち続けるよ。

「はなればなれ」