たかなつぐ

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2/6/2024, 11:28:11 AM

テーマ『時計の針』

 
 人生のタイムリミットは誰にでも決められている
 いつそれが来るか分からない
 終わりは誰にも知らされず、突然やってくる
 …はずなのに、なぜか私は
 『将来のために』という漠然とした言葉で正当化して
 明日やりたいと思ったことを、諦めようとしている

 シンプルに言おう。インドカレーが食べたい
 でもウェブサイトを見たら、物価高の影響か
 前よりも数100円高くなっていて、食べたい欲を
 抑え込もうとする自分がいる

 『明後日死ぬかもしれないから、食べたいものは食べておけ』
 極論だと思う
 これまでの経験で言えば、死なない
 なぜなら、今日まで生きてきているから
 
 子供の頃、食べたいものがあっても「高いから」と一蹴されて
 食べられなかった記憶が何度もある
 その悔しさが、大人になった今でも胸の中でくすぶっていて
 食べたい気持ちを『高いから』と抑え込もうとすると
 『なんで!?私はあれが食べたいのに、なんでダメって言うの!?』
 子供の頃の自分が、駄々っ子みたいに暴れまわって
 今の自分が「高いから」と言った母親に見えてしまう

 家族5人で外食に行けば、全員が本気で食べれば軽く1万円を超える
 けれど今、私がやろうとしているのは
 自分一人分の食事代であって、家族全員分じゃない
 小遣い程度の収入だが、なんとか賄える金額は稼いでいる
 
 私は自分の中の欲求を満たしてやらないと
 『なんのために仕事をしているんだろう?』と考え始め
 結果的に無気力になる
 心の中に、とても頑固でわがままで強欲な
 子供がひとり住み着いているようなものだと、私は感じている

 欲求は、満たしてあげれば手放せる
 なら、このインドカレーが食べたいという欲求も
 私の人生にとっては必然なのだと解釈できる

 なんとなく、自分の欲を(できる範囲内だが)全て叶えてあげることは
 ダメなことだと思っていた
 だけど、意外と私の本心はそうではないらしい

 仮◯ライダーオー◯の鴻◯さんじゃないけど
 欲というのは人が生きる意味であり
 明日を作るための大切なエネルギーだと思ってる
 むしろ、欲望があるということは当たり前じゃない
 なぜなら、数年前の私は自分の欲望がよく分からなかったからだ

 欲望を抑えつけすぎて、無気力になって
 1日中寝て過ごす時間が何日もあった
 だから欲望のサイクルが回せない人生の苦しさを、私は知っている

 ここにこうして書くということは、それでも高いランチを食べることに
 葛藤があったからに、他ならないのだけれど
 現状生活は親に頼ってるし、自分のことだけ考えられる時間なんて
 そう長くはないのだから
 今のうちに、やりたいことは悔いなくやっていこうと思う

 ランチに1600円くらいかかるとか、母親に言ったら
 ありえないって言われると思う(絶対母親に言わないけど)

 私がどうしてそこまで、美味しいものに対する欲が強いのかわからない
 けれど、これまで何度も欲求を解消してきた結果
 欲を手放すためには、物理的に無理な現実にぶち当たるか
 欲を満たして解消するしかないというのが持論だ

 こんな、匿名で書いてる場所で宣言することではない…
 いや、匿名の場所だからこそ宣言できるのかもしれないが

 明日気が変わっていなければ、私はインドカレーを食べに行こうと思う
 前に食べたバターチキンカレーのとても美味しかった記憶が
 頭から離れないのだ

1/31/2024, 6:31:57 AM

テーマ『あなたに届けたい』


やりたいことをやろうとすると、罪悪感があったよね
弟たちを優先しなきゃって、自分を押し殺したよね
親を困らせちゃいけないって、自分で自分を否定したよね

辛かったよね、苦しかったよね
自分の心がわからなくて、心に従うことが悪に思えて
周囲に咎められないように、必死に息を潜めてたよね

でも、もう大丈夫だよ
これからは、私があなたを守るから

やりたいことを、やっていいんだよ
お金の心配はしないで
必要な分、私が稼いでくるからね

大切な人を、一番に考えていいんだよ
私にとって、一番大切な人はあなただよ
でも、あなたにとって大切な人も、私にとってすごく大切な人だよ

幸せになっていいんだよ
周囲の価値観に押しつぶされるのは、もう終わり!

心に耳を傾けて
あなたなりの人生を歩んでいってね

子供の頃の私へ
──もう、大丈夫だよ

1/29/2024, 9:27:19 AM

テーマ『街へ』


知らない建物が並ぶ街並みを見ると、心が弾む。

アンティークショップ、古着屋、ゲームセンター、リサイクルショップ

一度行ってみたいのは、仮面◯イダーの中古グッズが売られてる
リサイクルショップだ

子供の頃、音が鳴るちゃんとしたやつを買ってもらえなかったから

大人になった私が、今の自分にいつか、大人向けのやつを買ってあげたいな

なんて願望を抱いてる。…ちょっと、お高いけどね(笑)

子供の頃、変身できたら楽しそうだなっていつも考えてた

人とは違う力が使えて、誰かを助けたり、喜ばせたり

かっこいい自分になれること自体も、憧れなのかもしれない

現実で変身はできないけど

それでも、未来と自分は変えられるから

死ぬときに後悔しないよう、心の声に耳を傾けながら

小さくていいから、今の自分を選んで行きたい

選んだ未来で、私がたどり着く街は

いったい、どんな場所なんだろう?

…楽しみだな

1/27/2024, 2:09:23 PM

テーマ『優しさ』

「人」を「憂う」と書いて「優しい」と書くけれど
「憂い」を知る「人」が優しいんじゃないかって
ふと、思ってみたりする

優しさは与えるものじゃなくて
自分に注ぐもの
注いだ結果、溢れてこぼれた優しさが
身近な人に降りかかればいい

(ゲシュタルト崩壊がすごくて
書いてる途中で『優しさ』が読めなくなりました)

1/25/2024, 10:12:20 AM

テーマ『安心と不安』

安心できる人の隣は、呼吸がしやすい
心のなかから自然と言葉が出てくる
いつまでも一緒にいたいと、素直に思える

一緒にいると不安になる人は、隣りにいるだけで肩がこわばる
早く離れたいと思う。心の奥に、チクチクした痛みが生まれる
なるべく会いたくないし、言葉を交わしたくない
心の一欠片も渡したくない

安心できる人と出会うことは、奇跡に近い
けれど諦めずに探し続ければ
この人のことなら受け止めたいと思えるような
波長の合う人が、きっと見つかるはずだ

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