永遠の花束
おめでたい日をお祝いするために。
がんばったご褒美に。
感謝を伝えるために。
愛を示すために。
花束をもらう機会は、様々だ。
しかし、『永遠』はあるのだろうか。
花にも寿命があり、いつかは枯れてしまう。
私たち人間も、いつか、同じように。
この世界に『永遠』というものはないのかもしれない。
人は言う。
『永遠』がないからこそ、儚く
『永遠』がないからこそ、うつくしいのだと。
わたしたちは、枯れゆく花を
ただ、見守ることしかできないのだろうか。
わたしは、そうではないと思うのだ。
『花束』は
だれかが、だれかを想い、選んだものだ。
こんなにも、尊いものだ。
簡単に忘れるはずがない。
たとえ、花が散ってしまっても
わたしたちの命が燃え尽きたとしても
かたちとしての『永遠』がなくなってしまったとしても
わたしたちの記憶には、残り続けている。
これこそが、『永遠の花束』なのではないか。
あなたは、今までに
だれからどんな花束をもらいましたか?
きれいでしたか?
あの人は、どんな顔をしていましたか?
きっと、わたしの心にも。
あなたの心にも。
透明
「 人生はバラ色 」という言葉がある。
ふと、わたしの世界はなに色なのだろうかと考える。
きっと、ひとりひとり感じる色は違うのだろうし
色もひとつとは限らないだろう。
だが、もしかすると
全員の人生に共通している色があるのかもしれない。
『透明』だ。
どんな色を感じているときも
『透明』は常にそばにあるのかもしれない。
透明は、人生に溶け込んでいると思うのだ。
そして、その『透明』は
ひとりひとりちがうものだと思う。
しかしそれは、あなたの人生に不可欠であり
強く支えになるものではないだろうか。
わたしにとっての『透明』は、『愛』だ。
人生が華やかな色に包まれているときに
『幸せ』を感じることができるのは
わたしの幸せを
自分のことのように喜んでくれる人がいるからだ。
先が見えず、焦り、苦しみ、
どうしようもない真っ黒な色に覆われているときも
そこから再び歩きだすことができるのは
わたしを信じ、手を差しのべてくれる人がいるからだ。
人生は、様々な色であふれている。
だが、どんな色の場面でも
やさしく『透明』は存在する。
『透明』が目に見えないように
『愛』もまた、見ることができないのだ。
だが、その『透明』に気付いたとき
きっとあなたの人生は、より素敵に色づくだろう。
あなたにとっての『透明』はなんですか?