永遠の花束
おめでたい日をお祝いするために。
がんばったご褒美に。
感謝を伝えるために。
愛を示すために。
花束をもらう機会は、様々だ。
しかし、『永遠』はあるのだろうか。
花にも寿命があり、いつかは枯れてしまう。
私たち人間も、いつか、同じように。
この世界に『永遠』というものはないのかもしれない。
人は言う。
『永遠』がないからこそ、儚く
『永遠』がないからこそ、うつくしいのだと。
わたしたちは、枯れゆく花を
ただ、見守ることしかできないのだろうか。
わたしは、そうではないと思うのだ。
『花束』は
だれかが、だれかを想い、選んだものだ。
こんなにも、尊いものだ。
簡単に忘れるはずがない。
たとえ、花が散ってしまっても
わたしたちの命が燃え尽きたとしても
かたちとしての『永遠』がなくなってしまったとしても
わたしたちの記憶には、残り続けている。
これこそが、『永遠の花束』なのではないか。
あなたは、今までに
だれからどんな花束をもらいましたか?
きれいでしたか?
あの人は、どんな顔をしていましたか?
きっと、わたしの心にも。
あなたの心にも。
2/4/2025, 2:27:29 PM