ー別れー
壊れたら決して元のカタチには戻らない
元の形に直ったとしても傷が隠れている
どうして壊れてしまったのだろう
それはきっと、君のことを考えているようで
僕は自分のことしか見えていなかった
君の優しさに甘えすぎていた
僕なりに大切にしているつもりだったけど、
それは違っていたんだ
君が大事にしてほしいやり方で守れていなかったんだ
もっと「君」を見ていなければいけなかった
僕だけが幸せを感じていて、ごめん。
ー孤独ー
孤独を知っている君は偉大だ
孤独を感じなければ、
隣に誰かがいてくれるありがたみを知らない
孤独を感じなければ、
話を聞いてくれる人がいる嬉しさを知らない
そして、話をしたいと思える人がいることが
どれほど幸せことなのか、知らない
孤独を感じなければ、
感謝の気持ちが生まれない
独りにならないと気付けないことがたくさんある
君のいる日常は、当たり前なんかじゃない
そのことに気づけている君は大丈夫
堂々と生きて
ー目ー
君の目に映るこの世界は色鮮やかなのか、
または色の無いモノクロの世界なのか
僕には平穏でゆったりとした心地よい光景が見える
でも、君にとっては残酷で心沈むような光景なのかもしれない
この世界は、君の目にどんな風に映っている?
どんな色をしている?
どんな感情が生まれる?
僕と君とじゃ、
同じ景色を見ていても同じ気持ちにならない
それがとても遠くて、虚しい。
君を知りたい
僕がまだ知らない君を、知りたい
君の瞳に入れたらいいのにな
ー日常ー
節目の時に「一番の思い出って何だった?」
って聞かれることがある
思い返すと浮かび上がってくるのは
何か特別なイベントよりも
意外と日々の日常生活だったりする
友達と笑い合った日々
いつも通りの挨拶する朝
“またね“って言える帰り道
だから一緒にいれる「今」って尊くて
かけがえのない宝物なんだ
ー雪ー
目の前には真っ白な綺麗な雪が積もっている
何にも汚されていない君の夢
君が描こうとしている新たな人生
大丈夫
恐れることはないよ
君がこれから歩んで行くこの広い世界は
太陽に照らされてキラキラと輝いている
君の足跡を僕はしっかり見ているよ
行ってらっしゃい