私の当たり前は誰かの当たり前ではない。
朝起きた瞬間に甘い菓子パンを胃に入れて1日のスイッチを入れるのも、
焼肉屋で肉より締めアイスを楽しみにしてるのも、
「暇」という予定を予めカレンダーに書いているのも、
多分私だけの当たり前。笑
「人はみんな違うから面白いんだ。」
ってことがみんなにとっての当たり前であってほしいな
出張で知らない街に来た。
初日の仕事は無事終わり、宿に向かう。
住宅街を歩いていると、ぽつぽつと灯りが点き始めた。
どこからか聞こえる子供たちのはしゃぎ声。
散歩に連れて行けと叫ぶ犬の声。
部屋から漏れ出るテレビの音。
知らない街だけど、
そこにはどこか懐かしくて暖かい日常があった。
そして、
どこからか風に乗っておでんの香りがやってきた。
「あー。母さんのおでん、久しぶりに食べたいな。」
そう思いながら、悴む手でコンビニの扉を開く。
とりあえず今日の夜はコンビニおでんで
乾杯するとしようか。
七夕
バイトしてるお店には七夕用の笹があって
お客様が願いを書けるようになっている。
お店を訪れてくれた小さな子供たちが、
習いたてのひらがなで懸命に願いを記している。
「うちゅうひこうしさんになる!」
「ダンスがじょうずになりますように」
「しんちょうがのびますように!」
「働かずとも金が手に入りますように」
…??笑
最後のはやたら綺麗な文字で書かれていた。
仲良しの先輩のものだった。
いつから人はこうなるのだろうか。笑
「友だちとの思い出」
大学に入学したあの春。
辛い辛い部活と受験勉強から解放されて、
やっと青春できるぞ!!
サークル入って、友達作って、遊びに行って、、!
とにかくめちゃくちゃワクワクしていた。
そんな浮かれた過去の自分に言いたい。
辛い辛い部活と受験勉強時代に励まし合ったことが
かけがえのない友だちとの思い出であって、
あの時の友だちは、大人になった今でも続いてるぞ。
なんなら昨日はその友達と7時間も電話したよ?笑
逆に、大学時代に何となく遊んでいたメンツは今どうしてるのかもわからないよ。
一緒に辛いことを乗り越えてはじめて友情というやつは深まるのかもしれない。
そしてそういう苦しい思い出が、大人になると
無性にキラキラ輝き出すのは何故だろう。
星空
この間、都会の喧騒が嫌になって、ふと
夜行バスに乗って高知に行った。
子供の頃の家族旅行はいつも高知だったから。
あの時は家族とワイワイ騒いでいたけど、
今回はひとり。
夜空を見上げると満点の星空が広がっていた。
「お母さんお父さん。そっちでも仲良くやってますか?
私は2人から見てどうですか。
相変わらずバカやなって思っとるかな?
でもね、私、結構がんばっとんよ。
東京でひとりでちゃんと暮らしとるんやで。
…
会いたいよ。
聞いて欲しい話、いっぱいあるよ。」
決めた。また高知に来よう。
ここに来たら、
綺麗な星になった両親とお話できるから。