七夕
バイトしてるお店には七夕用の笹があって
お客様が願いを書けるようになっている。
お店を訪れてくれた小さな子供たちが、
習いたてのひらがなで懸命に願いを記している。
「うちゅうひこうしさんになる!」
「ダンスがじょうずになりますように」
「しんちょうがのびますように!」
「働かずとも金が手に入りますように」
…??笑
最後のはやたら綺麗な文字で書かれていた。
仲良しの先輩のものだった。
いつから人はこうなるのだろうか。笑
「友だちとの思い出」
大学に入学したあの春。
辛い辛い部活と受験勉強から解放されて、
やっと青春できるぞ!!
サークル入って、友達作って、遊びに行って、、!
とにかくめちゃくちゃワクワクしていた。
そんな浮かれた過去の自分に言いたい。
辛い辛い部活と受験勉強時代に励まし合ったことが
かけがえのない友だちとの思い出であって、
あの時の友だちは、大人になった今でも続いてるぞ。
なんなら昨日はその友達と7時間も電話したよ?笑
逆に、大学時代に何となく遊んでいたメンツは今どうしてるのかもわからないよ。
一緒に辛いことを乗り越えてはじめて友情というやつは深まるのかもしれない。
そしてそういう苦しい思い出が、大人になると
無性にキラキラ輝き出すのは何故だろう。
星空
この間、都会の喧騒が嫌になって、ふと
夜行バスに乗って高知に行った。
子供の頃の家族旅行はいつも高知だったから。
あの時は家族とワイワイ騒いでいたけど、
今回はひとり。
夜空を見上げると満点の星空が広がっていた。
「お母さんお父さん。そっちでも仲良くやってますか?
私は2人から見てどうですか。
相変わらずバカやなって思っとるかな?
でもね、私、結構がんばっとんよ。
東京でひとりでちゃんと暮らしとるんやで。
…
会いたいよ。
聞いて欲しい話、いっぱいあるよ。」
決めた。また高知に来よう。
ここに来たら、
綺麗な星になった両親とお話できるから。
神様だけが知っている
自分がいつこの世を去るかを。
医療の発達のおかげで、平均寿命は伸びた。
これって物凄く素敵な事やと思う。
だって大切な人と1秒でも長くいられるんだから。
でも、「人生は限りがあるから頑張れるんや。」
って好きなアニメで言ってたのを聞いて
それもそーやなって思った。
人生ゲームでゴールがあるように、
私の人生にも絶対にゴールがある。
いつそのゴールが訪れるかは分からへんけど、
ゴールする瞬間に幸せな気持ちやったらええな。
この道の先には何があるだろうか。
人生には数えきれないほどの分かれ道がある。
選んだ道の先が真っ暗で見えなくても、私は少ない手がかりを駆使して突き進んでいかなければならない。
時々
この道で合ってたのかな?
あの時に違う道を選んだら今より幸せだったのかな?
って思う時もある。
けれども、
自分がその時しっかり考えて下した決断なら、それでいいんだ。その決断に正解も不正解もない。
選んだ道が思ってたのと違うくても、その道のりを振り返った時に、「案外おもろい道やったわ」って思えたらそれだけでいい。
どんな道でも自分の進み方次第で、「おもろいもの」にできるはずだ。