君との景色を
あの大草原に広がる
青い空を
また君と見れたらな
君はさ
「今度は煌めく海を。」
そう言ってたね
でも僕はさ
あの景色をまた見たいと
そう思ったんだ
翼がなくたって
旅はできるってことを
僕みたいな人だって
君と出会えたんだってことを
あの日見た虹を
今でもずっと
忘れないんだ
いや
忘れれないんだ

もし貴方と共に
この宙を駆けれたのなら
この蒼空を歩けたのなら
きっと素敵な海を見れたのに
翼の無い私でも
リングの無い貴方でも
ずっと続く水平線を見れたのに
あぁ、でも
この美しい夜の空を
この輝かしい星空を
貴方と共に駆けるのも
悪くないな

かわぃな
もっともっと
愛でさせて
もっともっと
縋って
その無様な姿を
どうかどうか
私だけに見せて

「誰ですか？」
愛を求めた結果
富を求めた結果
力を求めた結果
破滅を望んだ結果
幸福を望んだ結果
どんなものを望んでも
望んだ結果にはならない
どんなものを求めても
あの頃の貴方は
君は
決して居ることの無い存在に
ほら
また今回も
「あなたってだぁれ？」
これから始まった奇跡は
もう取り戻せない

ぴかぴか
きらきら
ちくちくするぐらいの光
貴方からの光は
暗い暗い真っ黒の場所にいた僕を
助けてくれました
だからだから
僕のはじめての光で
綺麗で綺麗で
欲しくなったんです
なのでなので
その
ぴかぴかと
きらきらを
僕にください
貴方が居れば
貴方さえ居れば
もう“俺”は真っ暗に居なくていいから