誰かのためにやれることを
少しでも増やしたいから
時には自分勝手にもなるさ
自分勝手になったなら
周りから勘違いもされるだろう
指を差されることもある
距離を置かれることもある
その差された指先は
確かに私の心に届く
他人と離れた距離は
私を1人にしてくれる
私は私を見失う
ただ その出来事は初めてじゃない
何度も何度も乗り越えているはず
なのに私は私を見失う
ある時 誰かが私を見つける
差された指の中に一本
他人と離れた距離の途中に
そして私も私を見つけられる
ここから また巡り そして 繋がる
あなたが奏でるその曲は
自暴自棄のフリをして
あなたが謳う正しさは
自己満足でしかなくて
流行りの加工アプリで
自分自身を美化したり
他人の小さな綻びを
血眼になって探すくらいなら
いつの間にか手放していた
その古びた手鏡を磨いてみろよ
あなたを囲う鳥籠が
わたしの目には脆く見える
あなたを囲う鳥籠の
扉はとっくに壊れてる
あなたを囲う鳥籠は
あなたの心までは閉じ込めてない
社会や人間関係のこと
時には愛について語ったり
酒の肴にしてはベタだけど
俺とお前は案外
寂しがりやなのかもな
言葉にしなければ
確かにそこにあったのに
言葉にするから
あやふやなものに変わった
知りたいことに取り憑かれ
何を知りたかったのか忘れてる
別にお前を知りたくないし
俺を知ってもらう気もない
腹一杯になってるんだよ
酒の肴も悪くないけど
洒落たデザートも食べたいよな
花の様に咲き乱れ
花と散った僕
花の様に咲き誇って
華と成った君
花に惹かれ 辿り着く先で
ハニートラップに堕ちる
現実へ舞えるか
幻想に種蒔くか
陽を浴びて咲く花は
陽が落ちた暗闇の先
月の光に何を感じて
また陽の光を浴びるのだろう
時間が経てばわかる
五感が咲けば変わる
今日が何日、何曜日
そんなことが
どうでも良く感じるくらいに
満たされて
もしくは
乱されて
夢か現実かがわからない
過去か未来かがわからない
すでに乗ってることにも気づかない
宙ぶらりんの
タイムマシン
たまにロマンチック
たまにノスタルジア