月と幻想

Open App
7/16/2024, 12:38:53 PM

様々な本当と嘘
尊重されるべき人生
安っぽい正義が
混ざり合った空を眺め
名もなき詩人達が詠う

7/15/2024, 1:12:03 PM

まっさらな砂浜に想いを描く
それをためらうことなく消す波は
想像するよりも穏やかだけど
それでも何度も何度も
砂浜が夕陽に染まっても
変わらぬ想いを描き続ける

穏やかに打ち寄せる波は
砂浜に描いた想いと一緒に
私の気持ちを少しずつ
だけど確かに大きな海へと
攫(さら)っていった

波がとまる
一つの星が生き絶えるように
辺りも暗くなり、月灯りが照らすのは
砂浜に描かれた想いと 揺れない波

まっさらな砂浜に想いを描き続ける
それを消されることはもうない
砂浜が夕陽に染まっても
月灯りに照らされても
変わらぬ想いを描き続ける

波は動き出す
何かに呼応するように
星が一つ また一つ
どこかで輝き始める
砂浜に描いてた想いは募ってく
誰にも届かずに

7/14/2024, 1:56:48 PM

「俺はもう疲れた」
お前が言うから俺は手を貸した
なのに俺の手とお前の手が
繋がれることはなかった
俺は分からなかったよ
初めてお前が分からなかったよ
俺とお前はいつでも一緒だっただろ?
お前は俺をいつでも頼ってくれただろ?
でも本当のことを言うのなら
今なら少し分かる気がしてるんだ
お前は優しい奴だけど
それ以上に弱い奴だった
俺もお前と一緒だよ
俺も最近、弱っちまった
あの時のお前と俺が重なる
差し伸べられた手を握るってのも
案外 疲れちまうもんだよな

「やっと分かってくれたな」
「お前も俺と一緒だな」
そんな言葉の一つや二つ
お前の口から聞かせてくれよ
いつの日かお前が俺の手を
握ってくれるのを楽しみにしている

7/13/2024, 12:06:16 PM

華々しい
世界がこんなに明るいと
なぜ気づかなかったのか
他人と比べるのではなく
ただ自分を見つめれば良い
全てが瞬間のようで
優れるだけではなく
優しくなるべきである

表裏一体
世界の明るさを際立てる暗さに
なぜ気づいてくれないのか
他人がいるから自分がいる
見つめずとも まとわりつく
この想いは永遠なのか
優れたいとは思ってない
優しくあり続けたい

7/12/2024, 2:02:05 PM

お気に入りの音楽を聴いて
街の混雑を抜けて少し休憩
風が吹くままの一人旅
雨が降れば少し急足
昨日のこと思い出しては笑い
いらない不安はすぐに取っ払い
陽だまりに咲く向日葵のように
なりたい とか 曖昧な夢を描いてる
そして また歩いてる
これまでずっと
そして
これからもきっと

Next