3/31/2023, 7:47:32 AM
何気ないふり
何でも器用にこなしながらも、何気ないふりだけは苦手な子でした。
必死に誤魔化すけれど、何かが起こったことが一目で分かってしまう。
…でも、わたしは、そんなあの子が大好きなんです。
3/29/2023, 10:55:16 AM
彼女は、随分と私の事が好きらしい。
だからもう終わりにする。
きっと、これでよかったんだ。後悔はしないよ。
この、私にとってのバッドエンドは、
きっと誰かの
…彼女にとっての、
「ハッピーエンド」
だから。
3/28/2023, 10:06:52 AM
見つめられると
あの子の瞳が好きでした。
この世の全てを吸い込んでしまいそうな黒色で、何よりも強い、強い意志を持ったあの瞳が。わたしを、宇宙の全てを、まっすぐに見つめてくれたあの瞳が。
今となっては、わたしのことを見つめてくれていたのか、それともあの子の視線の先にわたしが入り込んで、見つめられていると幸せな勘違いをしていたのかどうかは誰にも分からないけれど。
それでも、わたしはあの強い瞳に、何度も、何度も救われたのです。
そして、それだけでいいかな、と思います。
今、あの子のあの美しい瞳が、
美しいものをうつしていますように。