kaku_ness@身内ネタ寄せ書き用

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12/25/2025, 9:31:37 AM

遠い日のぬくもり
「ゆーらせんせ〜。今日はクリスマスですねぇ。」
揶揄うように私の肩を叩きながら同僚が話を切り出した。
「ああ、もうそんな時期でしたか。」
「うーん今年も渋め…。恋人のひとりやふたり、由良先生ならいると思ったんですがねぇ〜。」
「誤解のある言い方はやめてくれませんかね。…まあ、佐原先生の予想通り恋人はいませんよ。」
私がはっきりと告げると同僚は大きくため息を吐きながら「私たちにはもっとキラキラした話が必要ですよ〜!!」と同年代の教員達に戯言を撒く。
「…佐原先生。退勤後に何名か誘って食事にでも行きますか?」
そう問いかけると呻き声をあげた後に「…行きます。」と言う小さな返事が返ってくる。
なんだかんだ教職に就いてからクリスマスに同僚達と食事に行くことが定番化しているように思える。
そういえば、この職に就く前は何をしていただろうか。
大学で一人暮らしをしていた頃は特に何もせず、年末になってからその存在を思い出す生活をおくっていた。
高校より前は、家族と過ごしていた。
1つ思い出すと次から次へと思い出が蘇る。
ふと、唯一の兄弟であった『雄斗』の事を思い出した。
―――――――――――――――
クリスマスツリーの下、
「」
そう言って私の手を包んでいたあの人の手の温かさも、私は忘れてしまったのかもしれない。

12/24/2025, 6:52:18 AM

揺れるキャンドル

12/21/2025, 6:06:11 AM

時を結ぶリボン

12/18/2025, 2:15:31 PM

心の片隅で

12/17/2025, 7:19:43 AM

君が見た夢
「園崎さん、また居眠りしてるんですか?」
「…ん、ああ。」
まだぼんやりしている返事を返すクラスメイト。
2年生の冬、忘れられない思い出を共に体験した真面目な生徒会長「園崎燈右」は最近よく居眠りをしている。
「次は移動教室ですよ。もう皆さん行ってしまいましたよ?」
「うん、わかってる。」
そう言いながら、ようやく彼は次の授業の準備を始めた。
…最近夢見が悪いのだろうか。心配で何があったのか聞いても、君は何も答えてくれなかった。
きっと、私がまだ『春崎美南』であるままだからだろうか。
私は記憶を失った。この名前は、ぼんやりとした記憶の霧の中で見つけただけ。
だから…本当の名前はきっとこれじゃない。確証は無いけれど、うっすらとそんな感じがしている。
だって、君を見ていると心がザワつくから。
君と私は、とても似ているから。
…ねえ、燈右。
君は今、何を見て、何を考えているの?

『クトゥルフ神話-記憶を探し求める『私』の話』

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