NoName

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8/3/2024, 12:38:59 AM

【病室】

白い非日常

8/1/2024, 11:35:11 AM

【明日、もし晴れたら】

熱中症に注意すること

7/31/2024, 9:06:27 PM

【だから、一人でいたい】

自分のペースで好きなことをする
わがままに生きる
自分の世界を壊したくない
理由はいろいろあるけれど私は
独り、という選択をした
孤独という代償をはらい
魂の自由を獲得したのだ

いつか後悔するかもしれない
だけど、そんなことはどうでもいい
いつかまた人の群れのなかに
戻る日が来るかもしれない
ただ、いまは一人でいたい

独りでしか癒せない傷というものもあるのだ

7/30/2024, 1:26:13 PM

【澄んだ瞳】

澄んだ瞳のあの人は
きっと心が透明なのだ
心が混沌とした僕の瞳は
きっと暗く澱んでいる
目は心の窓なのだ



7/29/2024, 10:51:51 AM

【嵐が来ようとも】

灰色の雲が重く垂れ込んでいる
波は高く船を揺らし
生暖かく湿った風が
強く吹いている
背中をつたう冷たい汗は
熱さのせいか
恐怖のせいか
男は船の帆をたたみ
天を仰ぐ

ポツポツと重たい水滴が
冷たく男の額を濡らす
船はいっそう激しく揺れて
思わず舵にしがみつく
いつの間にか暑さを忘れ
雨に濡れた拳は冷たく
男は無力さにうちひしがれる

大自然の中で人が
出来ることなど何もない
ただ落ちた枯れ葉のように
揺蕩うことだけ
波はいよいよ高く
海は大きくうねっている
恐怖に締め付けられた男の喉から
小さく震える、
しかしはっきりとした声が聞こえる
それはラテン語のあの言葉

     Fluctuat nec mergitur
           たゆたえども沈まず

沈まなければ良いのだ
激しく雨に打ち付けられ
吹きすさぶ風に翻弄されても
しっかりと舵にしがみつき
惨めに震えていればいいのだ

沈みさえしなければ
また帆を広げることができる
ふたたび進むことができる
この空はいまは敵だけど
やがて、ふたたび優しい風となって
前に進むのを助けてくれる

雲の切れ目から
     ほらみて光が


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