7/28/2024, 10:23:30 AM
【お祭り】
右手にわたあめ
左手に水風船
お気に入りの浴衣
帯には団扇を挿している
いつもの街
いつもの商店街、広場、神社が
姿を変える誰そ彼時
高揚したたくさんの人が
それは本当に人なのか
やきそばの匂い
わたあめをちぎって口の中に入れる
溶けていく熱さと甘さが舌を焼く
人混みの中をかけわけて
わたしは迷子
お面をつけてすれ違う
あれは果たして人なのか
闇の中
明るく赤くまぶしい屋台
元気な的屋の兄さんが
忙しくたこ焼きを焼いている
べっこう飴、チョコバナナ
あまりにも魅力的過ぎる非日常
人ならざるものが混じっていても
わたしはきっと驚かない
お祭りは神様のためのものだから
7/27/2024, 10:17:18 AM
【神様…(以下略)】
「光あれ。」
7/26/2024, 10:10:00 AM
【誰かのためになるならば】
誰かのため、なんて
大それたことは考えていないけど
今日も文章かいて投稿する
わたしと同じ寂しい人に
なぐさめの言葉を届けるために
誰かのため、なんて
大それたことは考えていないけど
そして、わたしも受け取る
わたしに似た誰かが書いた言葉を
こうして同じ時間
同じテーマを考えている人が
何人もいるって事実が
心を少し暖かくする
誰かのためというわけではないけれど
わたしの言葉が誰かに届き
慰めになっていることを
仄かに期待して苦笑い
誰かのためになると
産まれてきたことに意味ができるみたいで
あこがれる
7/25/2024, 10:16:24 AM
【鳥かご】
からの鳥かご
中の鳥は逃げたのか死んだのか
主を失い転がる鳥かご
在りし日の思い出
7/25/2024, 6:01:15 AM
【友情】
わたしにとってそれは
鉢植えの花のようなもので
肥料をあげて水をやらないと枯れてしまう
現代に生きる大人は忙しすぎて
枯れ果てた植木鉢に時々淋しくなるのは
きっとわたしだけじゃないはず
また新しく育てたくても
種すら手に入らないこんな日は