上手くいかなくたっていい
仕事はそこそここなして、そこそこ生きている。
億万長者になって、とかいろんなことを考える。
長年仕事をしていた。
そんなある日、急に私はしんだ。
心臓病だったらしいが無意識的だったため無理だった。
地獄から、もう一度、一度でいいからあのうまくいってなかった仕事をしてそこそこの生活をしたい。
蝶よ花よ
私は遊郭で生まれた。
名前は、蝶蘭
神は、私にこの世のものではない美貌と知識を与えた。
私は男共を相手にするがたいていの奴は銭が足りず労働者として働いている。
私はある時子供を身ごもってしまった。
それは名家の跡取り息子とのこどもだった。
だが仕事には変えられない、私は子供を下ろした。
子供が好きな私にはとてもつらいことだった。
子供は女の子だった、妹を思いだした。
妹の名前は花、私達は二人で一つだった。
花は私になければいけなくて私は花になければいけないものだったから。
花が咲き誇ろうとしたとき、枯れてしまった。
その事実を知ったとき心がへし折れた。
私よりも、美しくて、純粋で、すべてが美しくて、遊郭ナンバーワンになれるといわれ続けてきた。
遊郭の蝶と花だった。
だが、死んだから、私がナンバーワンになった。
あの子がとるべきだったものをとってしまった罪悪感で逃げ出しくなった。
それで、現世というなの場所を逃げ出した。
後日
蝶蘭は薬を飲んでしんでいた。
死んでもなお、美しかった。
妹は醜くい遺体だった。
心の美しさが死体にでると私は実感した。
最初から決まってた
私は生贄として育てられたら。
神に見合う為には顔、身長などいろんなことが決まっていた。
だが、私は自ら命を差し出したわけではない。
私の家は代々生け贄に選ばれる傾向にあった、特に、次女はなりやすかった。
後数年、生贄になるのはこっちの生活よりましだ。
数年後…
ついにこの日がきた、直前になってくると命の実感がわいてきて、怖くて仕方なくなった。
十八歳、この年で、なにもできずに死んでいくなんてイヤだ。
私は儀式の途中で逃げ出した、森の中を走って走ってとにかく走った。
けど、全部無駄だった。
だって、神にはもう魅入られていたから。
死にたくない、けどもう最初から決まってたから、誰か一人でも道ずれにと思い私のことが嫌いだった姉を掴み一緒に生け贄となった。
もっと生きたかたっな…
太陽
眩しいくらいに輝く太陽を横目に、彼女をみる。
笑うと、キラキラしてて純粋だった。
その子は、学校の生命の誕生に関わる授業は神が体調不良にして欠席、その結果。
幼女のような純粋で無知な女の子が産まれてしまった。
だが、双子の妹と間違われて殺された。
妹は性根が腐った腹黒で、恨みなんてしよっちゅうかっていた。
姉とは真反対と否定され続けてきたが、姉だけが認めてくれた、心の支えだった。
そんな姉が居なくなると、つらかったのだろう、自ら命を絶ってしまった。
あの目は、もう明るいあの瞳には戻らない。
太陽のよう君は、もういない。
鐘の音
ずっと片思いをしている彼に、私は言う。
喜んで。
私はつきあってあげた、罰ゲームだと知っていたから。
哀れんでついやってしまった。
適当に理由付けて分かれよう。
そう思い続けて何年たっただろうか、私は今。
鐘の音と白のベールに身を包まれて、あのときの彼と永遠の誓いを誓う。