つまらないことでも
人殺す、つまらない。
君をみる、楽しい。
君をねたむ奴を殺す、楽しい!
楽しいことを私はやる。
だって、つまらないことでもさあなたのためにできるなら楽しいの。
あなたのためならば、死んでもいいから、愛してほしい。
目が覚めるまで
眠い目をこすりながら、会社に行く準備をする。
仕事が終わってもまだ眠い。
けど、深夜二時、部屋の壁にあいた穴をみる。
そこには、彼が寝ていた。
あのトップアイドルがこんなボロアパートにいるなんて思いもしなかった。
私は毎日彼をみている。
彼の目が開かない限り、私は彼を見続けられる。
この幸せを目が閉まるまでみつづける。
病室
静かな病室で、ベットに横たわりながら窓の外を眺める。
けど、私は体を蝕んでいる病にはあらがえないけど、夢の中ならば全てが叶えられる。
ある日のことだった、私が夢を見ていた時に現世が騒がしかった。
騒がしいとき、私の夢を、辛い現実を目の当たりにする。
ゆめのとき、母の顔を見たくなった。
そろそろさめようとしたとき、戻れなかった。
私の夢は意識不明の時にだけ見れた、そう、私は死んだ。
その事実を受け止められなかったが、あの時の医者の顔は悲しそうだったな。
私の病室はなにもない、誰もいない場所になった。
明日、もしはれたら
私の母は特殊で、天気によってその日の人格が決まる。
曇りは気弱な人格、雨の時は喧嘩っ早い人格
そして晴れが母だった。
だが、私の母には病気が体を蝕んでいて、いつ死んでもおかしくなかった。
そんな母がしばし眠りについた。
深い、深い永遠の眠りに。
母の命日がもし、晴れていたら。母が私のことをみていてくれる気がしたから。
明日、もし晴れていたら。
だから一人がいい
人をみると、その人が悪魔のように感じて殴ってしまう。
どうにも制御できず人を一人殺した。
殺したとき、その衝動が少し収まった気がした。
そして、また一人殺してまた一人、と何人も殺すと私は衝動が収まった。
だが、何故か満たされないから誰かを悪魔を殺すとこの世の平和に貢献していると感じた。