初めは乗るのに緊張した電車でも
数年経てば慣れていくように
この風景が見慣れてくる頃には
今よりもっと大人になれているのかな
一番最初に仲良くなった
きっかけは初めの自己紹介だった
内気な僕に親しく話しかけてくれて
君と僕はすぐに仲良くなった
その子は嫌いな野菜があるんだって
その子は好きなキャラクターがいるんだって
その子は友達が沢山いるんだって
知れば知るほど興味が湧いた
だけど慣れていけば自然と友達ができて
君よりも他の人と話す方が多くなった
君にも親友はいたし僕にだっていたんだ
でもあとから思い返してみれば
一番自然体で話せて
一番一緒にいて楽しかった
…かもなぁ。
知ってる?僕、ジェラってるんだよ。
死語かな、でも君が教えてくれたんだから使うね。
記憶
嬉しかったこととか楽しかったこととか
そんなものがふと思い出せる
過去の体験に浸れることも出来る
でも
悲しかったこと、辛かったこと、思い出したく無いもの、ましてや黒歴史なんて
突然フラッシュバックされるんだから
記憶って好きになれそうで好きになれない
嫌な気持ち全部記憶されなきゃいいのに
やっぱり世界って残酷だ
願いが1つ叶うならば
そんなことを言われても
人間は貪欲だから
叶えたい願いなんていくらでもある
どれも同じくらい叶えたいし
どうせなら宇宙空間のこととか知ってみたい
死後の世界もあり
でもやっぱり私は人生をやり直したい
どこかのドラマでもあったような
今までやってきた過ちとか全部無かったことにしたい
あわよくば何回も何回も
自分が納得するまで
「流れ星が過ぎ去るまでに3回お願いごとを言えたらそのお願い事は叶うらしいよ」
そんなの嘘に決まってるけど
もしもほんとに願いが叶うなら何を願う?
これですぐ思いつく人なんてあんまりいないはず
こうなりたい、こうして欲しい、なんて願いは一つや二つだけじゃおさまりきらない
最終的に導き出される答えはきっと今後の将来を見越しての願いだったり後悔しないような願いだったり
じゃあ今夜は星に願ってから寝なくちゃ
いつかそれが叶うことを信じて