7/7/2023, 1:16:46 PM
その羽衣は薄っすらとしていて全く彼女の肢体を守ることも隠すこともできないように見えた。風に飛ばされてきた織姫の洗いたての洗濯物は洗濯バサミの跡がくっきりとついていた。私はフンと鼻息を吐き左手の人差し指と親指で摘んだそれを宙に放り投げた。それはフワリフワリと私の方に戻ってくる。コノヤローと羽衣を蹴っ飛ばした。今度はそこそこ遠くに飛んでくれた。彼女と訣れて、何年、何十年?何百年?ん?
5億光年以上はたつか?人間世界では誰かに訣れさせられたラブラブカップルに思われている(失笑)
私が短冊に願いを書くなら「放っといてくれ」だ。
7/6/2023, 3:05:46 PM
高校最後の日、柳田早香は
7/5/2023, 1:57:51 PM
後ろ手に手を組み
7/4/2023, 3:10:22 PM
執務室の窓を開け放ち、室へ風を通す、下界には人々が行き交う、朝の7時。少し早いが、仕事をしないと、私は、溜息を付き、頭を掻いた、(私に訊いて欲しいことがあるみたいだが、どうしたものか、私にもできないことがある、勝手には、人間の望みは叶えられないんだ。)もう一度、窓の外を見た、雲がたゆたう青く晴れた空は私を安心させる、人間もそうなのだろう、下を見ると子供達が笑い合いながらかけていく。私ができる事は人間達が平穏に暮らす努力をさすことだけだ。それ以上は勅令がないと出来ない。
7/3/2023, 2:44:01 PM
この道の先にあるのは、そう、僕の家だ。小さな家だけど、とても心地良い。リビングにキッチンにベッドルーム。
キッチンには美味しいスープにパン、リビングにはお気に入りのレコード、ベッドルームには、眠る前に読むミステリー小説。僕の家はとても、小さい。
見る人皆、「素敵な家だね」と。
だけど………
辿り着けない
………