何でもないフリできるほど大人でもなかったよ
ねえつまらない人間になってしまったね
刈った草や雨上がりの土の匂いを忘れて
裸足で踏み入った泥の温もりも忘れて
何もかもを過去に置き去りにしてきた
作り笑いとか心にも無い賛辞だとか
決まった返事や決まった予定だとか
終わりまで見え透いたような人生なんかうんざりだ
大人のフリして大人になんて成りきれない
知らんぷりしても何でもないフリしきれない
こんなつもりで生まれたわけじゃないのに
ねえつまらない人間になってしまったんだよ
文明を着飾るあなたは徐々にブルーライトに沈んでゆく
スイッチひとつで消えてしまううつくしさ
何でもないフリ
手を繋いでみせてよ真実なら
銀貨30枚は信頼の錘
キスを求めたのは貴方でしょう
こんなはずじゃなかった
生まれたのが間違いだった
イエローに染まった私を赦さないで
危険信号が塞いで前も見えない
怯えていること知っていたのに
手を離したのは誰かなんてわかってる
罪で溢れた安寧に沈む
裏切り者は貴方だ
私だけのものではない事を知っている。
ユダの裏切りをキリストは知っていて許したなら、それは裏切りではなかったのでは?と思って書きました。
蘇ると言った3日後、復活しないことに絶望したユダは得た銀貨を神殿に投げ入れ畑を買って身を投げた。その後きっちり3日を過ぎる頃にキリストは蘇った。少しでも疑った事が罪でしょうか。しかしキリストの復活を知らないユダにとっての裏切り者は、間違いなくキリストだったでしょう。きっと責任感があって少し臆病だっただけ。ユダは自分で罪を償い、救いを求めないのならそもそも宗教に向いていなかったのではとか思ってます。まだまだ調べ足りない。
救われるなら誰かにではなくて自分自身でありたいです。
手を繋いで
あるはずのない傷が痛んでそれすら愛おしくて
未だ蒙昧な日々に泣きたくなるのは誰のせい
笑えない話なら聞きたくないよ
この部屋は君の夢を見てるみたいだ
加速する時間と変わっていく君の香り
飽和して声も温度も忘れていく
幸福の渋滞で埋もれていく
信仰に溺れていく
こんなんじゃとても生きられない
嘘じゃないなら傷をつけてよ
祈ってばかりで救われないよ
怠惰に吐き出す二酸化炭素と
部屋の片隅で転がった私の死体
形ないものばかりに縋っているのは
私無しで生きられる君のせい
確かな傷になればよかったのに。
部屋の片隅で
顕微鏡を覗いてみたら
どっちに動けばいいかわからなくなる
近すぎると上手く見えないのね
どこへいけばいいか知りたいのなら
遠くへ走って行きなさい
遠くへ
見えないところまで
遠くへ
私のいないところへ
逆さまの世界なら隣でも見失わないかしら
逆さま
正解を教えて
青信号を流されて歩く
曖昧な空気に俯いて私の色彩も曖昧に
話題の番組もドラマも見ないよ君が見てるならさ
透き通っていく私をすり抜けてどこへ向かうの
交差点で両手広げてる人を抱きしめたいよ
繰り返しドアを潜っては水を洗ってる
くだらない夢にニヤついて起きたし
ただ意味もなく笑って叫びたいな
空を見下ろして飛んでみたいな
忘れる前にまた愛してよ
眠れないほど綺麗だね
ただ息してるだけだ
眠れないほど
綺麗だ
私以外で完璧に構成された全てに生きてるふりする
眠れないほど