毎日考えるのは夢と現実のことばかり。
夢と現実どっちがどっちかなんて誰に分かりますか。今見ているのが夢じゃないなんてどうやって証明できますか。遠くに見た花火を描いてみたらそれは同じように咲きますか。わからないんです。頭がおかしいと言われるけれど私にとっては私以外みんな頭がおかしいように思えるんです。ほんとのことを知りたいんです。誰かが私の夢を見ているだけで、私という存在は幻想でしかないんじゃ?だったら何のために?はは、脳から直接出力する意味のわからないこんな文章を読んで本当に私が気が変になった人だと思いますか?皆さんの周りを歩いている普通の人がこんなふうに頭の中がぐちゃぐちゃだったら笑えますよね。だから誰も信用できないんです。夢を見ている時は死に一番近いんですかね。知ってますか、深く麻酔をすると落ちていた眼球が逆に真正面に戻って瞳孔が開くんです。最後の最後は夢から覚めるのでしょうか?誰がこんな地獄を夢じゃないって言い切れるんですか、皆辛くて苦しそうで痛くて、ここは地獄以外のどこなんですか?天国がもっと苦しくて辛いところだったらきっと今が一番幸せですよね。
莫妄想、現実を見よ!
冗談ですからね。全部。
夢と現実
あなたが花なら
愛を運ぶ風になりたい
あなたが太陽なら
周りを覆う闇になりたい
あなたが猫なら
わたしは雨宿りの枝になる
あなたの唯一じゃなくて良い
あなたの景色の一部になりたい
あなたの幸福の少しは運ばせて
だから置いて行く訳じゃないんだよ
少し北へ行くけどそう遠くはないから
風に乗ってお土産話を持ってまた来るよ
さよならは言わないでね
散り際すら美しく咲くなら私の根元にあなたが眠ってる
さよならは言わないで
光と闇の狭間で僕は
可惜し息の緒燃えてゆく
やぶにらみにどくどく
あなたと踊りたかったんだ
天国は遠くないよね
深夜3時だれも何も言ってないのに
頭の中に負けてしまったようだ
言ってないから行かないで
暖かさが足りないよ
くだらないことでも何でも
あなたが言わない心のこと教えてよ
可惜し息の緒燃えゆく僕らの
孤独を分け合って間に揺れる
太陽はきっと遠くないけど
ずっと後ろが寒いんだ
胎動胎動夢見る胎動
極楽浜にて宙
時雨る星の温度は夢に見た
光と闇の狭間で
水槽に浮かぶ愛
ホルマリンにはいない
水葬では浮かばれない愛
ホルマリンにはいない
腐敗した人生
帰り道はない けれど行く道もない
肉食い破って生まれ落ちるか
悲しみを背負って行く価値はあるのか
意識の底で立ち上がっているのか
これからの何が君をそうさせたのか
自分が分からないのに
他人のことなんかわかるか
見誤った距離では手を握れない
見えないなら存在しないのね
心も命も感情も
あなたとの間に橋を架けて永遠に溶け合う楽園に沈む
距離
窓の外から重いものが落ちる音がして目が覚めた。
いつのまにか日も短くなってしまって、いまが朝か夜か見分けがつかない。まぶたを無理やり上げてカーテンを開けると、昨日とはまるで違う銀世界に目を剥く。もうすっかり冬じゃないか。
冬の、肺を凍てつかせる空気が好きだ。吸った瞬間に体中霜が降りるような心地は寝覚めが良い。暖房を切って、脇の下で丸くなる猫と寄り添う時間が何よりも幸福だ。
降り積もった雪で窓の半分が埋まっていると、なんだか自身がもぐらか何かになった気分になれるのも楽しい。誰の足跡もない雪を踏みつけるたびに消耗する体力、感覚の無い手足や耳、身震いさえないほど冷え切った体。真っ白の視界の中でたった一人枝を燃やすと、そこだけ黒い煙が上がる。
それさえ何故か愛おしいのだ。
何の生命の匂いもしない季節。
冬が始まっていた。
空白を愛でる、静寂を聴く。
冬のはじまり