あなたがすき

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11/21/2024, 10:59:42 AM

どうすればいいの?
どうすれば良いか聞きたい?
誰かの言葉に従いたい?
真似をして同じ顔で群れているのは楽でしょう
でも何かに屈し続けるのは苦しいでしょう
言い訳ばかり考えて進めないのは誰もが同じ
音色のない楽器を愛する人はきっといる
動かない時計を愛する人もきっといる
でもゴミを愛する人はいない
死んだ人間の骨は愛せるのに
本当にそれがゴミじゃないかなんてあなたの価値観
結局はすべて心の病
ファーストペンギンになんてなれやしない
責任から逃れていたいのは生への執着
愛や記憶やそれらへの固執
生まれついての生き汚なさを愛していても
すべて妄想なのだよとは誰も言ってはくれない
生きたかった誰かがいるのだと言うけど
誰かの代わりに生きる人生は一体誰のもの
死に絶えた生を食い潰す日々に息が出来なくなる
どうやらここは天国らしい
優しい人の殺し方をよく知ってるようだ
死んでくれ
死にたかった私の代わりに誰か死んでくれよ
そこまで言うならお前も
死んでみてからなにか言えよ
ねえ
死にたいと思えるならまだ生きていたいはずきっと
縋ってたい、他人に夢見ていたい、救われたい
そうでもしないと生きていけないのか
ずっと水の中にいるのに呼吸の仕方も忘れてしまった
まるで金魚みたいだ
考えてることぜんぶ素敵に伝えられたらいいのに
不格好でぐちゃぐちゃでまるで意味のないことばかり
肯定していたいけど脳みそが錆び付いて働かない
嫌になる
どうすればいいかなんて誰にもわからないのに
だれかに責任を押し付けたいから正解なんて嘘を求める
だれもかれもが道に迷って
ほんとうは助けを求めていたいはず。
金製のハートに王水の涙。
清潔を愛しても上辺だけだ
鬱々とした自分を隠そうとするほど薄っぺらな良心を引き延ばした偽善ばかり滲んで駄目になる
うまく言葉が出てこない
良い時と悪い時があるけど殆どが悪い時だ
嫌な言葉は聞いていたくはないけれど
私の言う通りになって欲しかっただけなんじゃないか
心なんていらないんじゃないか
主観で生きていたら人を否定しないと気が済まなくなってしまうし、聞きたい言葉以外は許せないし。
誠実に生きていたい
何にも出来ない人間になりたくない
死にたくない
誰かのために生きられるならどんなに良いだろう
嘘ばっかり

本当に望むなら、そこに確かな理由は要らなかったんだよ。


脳みそから直接垂れ流して文章を出力していると、意味のわからない事ばかりになっていくのが面白いです。獣が理性を語ったところで所詮真似事だ。残虐性を秘めることが理性なら壊したい衝動こそ本性。綺麗になりたいんですわたし。

どうすればいいの?

11/20/2024, 12:18:10 PM

隙間のないほど満たした綿菓子の
柔らかさを積んで鋭利になる
敗北天使の逃避行
溶けた時計に縋りついている
叫んだのはあなたか私か
ぜんぶおしえて
光纏う青色に混ざる混濁
飲み干して醜態を晒す
花を摘んで 時計を見て 花を摘んで
今日の花を摘んで
ソポクレスもエウリピデスも空の上
理想郷の真似事も慣れたよう
掌に収まるネオン踏み絵
石が手から離れない
プロパガンダの平和に賛同
トロパンアルカロイドの散瞳
エピキュリアンをして断罪せしめよ
禁忌犯して隘路に孵る
廣き門を行くあなたの蝶を夢見る今日も
かなしみはちからに

外れてしまった関節の正体は、世の中かあなたか。

宝物

11/19/2024, 1:54:39 PM

かわってゆく
目に見えるより早く
燃えてゆく
欲しかった全てを手に入れても
なんだか違う
なんだか足りない
満たされない
これじゃない
みんなと同じだけ燃えていたい
同じ火を見ていたい
ぼくの手は栄光を掴めますか
この手は罪ですか
誰かを灯せるのならキャンドルにでもなりたい
見ているだけじゃ物足りなかったけど
見なければこんなに苦しくはなかったんだろうけど
満たされないよ
愛が足りない
これじゃないのに
両手じゃ抱えきれない
おなじだけあいしたかったんだよ
もえていたかったんだ

僕以外のぜんぶが間違いだったら良かったのに。

キャンドル

11/18/2024, 12:29:43 PM

たくさんの想い出
今日までのすべて
わたしが奪ってきたもの
消費してきた命
たくさんの想い出
殺してきた自分
許してきた過去
許しがたい全て
わたしの
たくさんの想い出
死ねば排泄物と何ら変わりなく

一本道、振り返れば残飯の山々


代謝し終えたわたしの命は水洗で流してもらえるんですか。抜けた髪、切った爪、剥がれ落ちた垢。
それはまるで死んだ私のすがたをしている。
想い出。私だけの体。たくさんの想い出。生きていた証。
抜け落ちてゆくわたし。消える。

たくさんの想い出

11/17/2024, 12:12:21 PM

耐え難いほどのつまらなさで
夏の死に損ないが生きている
句読点さえ必要ないほど近距離で
美しい言葉を聞かせて
地獄のような声で囀って
あなたがくれる全ては私の蜘蛛の糸だから
欠陥を愛していたい
完璧が機能するとは限らない
単調さに死ぬ前に殺してほしい
彼女は私に囁いた
こんな夜更けに私たち二人の他に誰がいるというのか
彼女はそれでも耳元で言う
「お前がぜんぶ不幸にした」
もはや彼女がそう言っているのか
幻聴が脳を巡っているのか分からない
まるで質の悪い蓄音機みたいだ
夏だった
蒸し暑い夏の夜だった
扇風機は首を回して否定し続ける
虫は断末魔を響かせながら窓越しに責め立てている
何もかもを肯定出来たらよかったのに
夏の熱気に殺された
抜け殻だけが生きていた
夏の死に損ないが生きていた

冬になったら生まれ出で 春になれば朽ち果てる

冬になったら

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