星川 昏

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11/23/2023, 2:52:41 PM

 ゆらひらり。落ちる落ちる。

落ちた先は、儚き美しい幻想郷。

嗚呼、厭だ、厭だ。

落ちる、と言えば地獄であるのに。

なにを、夢幻を語っているか。

11/21/2023, 2:19:17 PM

 元気で明るいヒーローくん。

めげない挫けない、そんなヒーローくん。

君も、人なのだから、悩まないはずなのにね。

助けて欲しいと思う日もあるだろうに。

どうしようかと、考える時もあるだろうに。

 ねぇ、ヒーローくん。

君のこと、誰が助けてくれるの?

肩を貸してくれるの?抱きしめてくれるの?

どうしたの?と、問いかけてくれる子は?いないの?

 ねぇ、ヒーローくん。

君が泣いているうちに、挫けているうちに、助けを求めている君を、気に留めないで、にこやかに笑っている彼彼女らを、君はどう思っているの?

 ねぇ、ヒーローくん。

ほらまた君は、笑って助けに行く。みんなの笑顔のために、誰かのために。

 ねぇ、ヒーローくん。

 こんなに世界は、君を助けてくれないのに。
君は、微塵も救われていないのに。

それでも君は、ヒーローで、いるのだね。

 ねぇ、ヒーローくん。

君を救ってくれない世界を、自身を救おうとしない君を、僕は。

僕は、許せそうにないよ。

11/20/2023, 12:16:03 PM

 宝物は、私が宝と思ったものがそうであって。

ええ、もしかしたら。

ええ、そうね。

コレは、貴方から見たらゴミかも知れないけれど。

11/19/2023, 4:27:14 PM

 燃えよ、燃えよ、盛えよ。

この灯火は、我が心情。業火の如く。

小さな炎と侮るなかれ。

小さな炎と言えど、貴殿を魅せることは充分よ、容易きことよ。

ええ、ええ。

ご覧なさい、怯えるならば、近づきなさるな。

 しかし、手に入れたいなら怯えなさるな。

我が心情は、まだまだ燃え咲き足りぬよ。

ぜひぜひ、我に、恋という業火を教えてくんなませ。

11/18/2023, 12:08:30 PM

 想い出をたくさん、たくさん積み上げれば、私の財産になると、どこかの誰かが言っていた。

 もし、もしもよ。
その積み上げが積み木のようだったら、財産にもならないじゃない。

 だって、崩れればお終いじゃない。
積み上げたものが財産ならば、崩壊すればそれは遺産になってしまうじゃない。そんな想い出は残るだけよ、価値もないの。

 そう思わないと、やってはいけないの、私。

……間に受けないで頂戴ね。もしもの話よ。

ただのジョークよ。

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