列車に乗って旅へ
知らない土地
知らない風景
知らない世界が広がっていき、自分のちっぽけさに驚いてしまう
しかし、それに勝るワクワクした気持ちが自分の胸に迫る、、、
もっと遠くへ行け
帰り道なんて気にしない
疲れた、、、
全部放り出して逃げ出したい、、
そうだ、知ってる人なんて誰もいない遠くの街へ行ってやろう。
〜到着〜
知らない街、見聞きする光景が全て新鮮だった。
私にとっては全てが新しいがそこに住む人たちには日常の見慣れた光景なのだろう。
いつも問題の当事者になり、責任を追及されていたがここにいれば誰も私を知らず、物事に対して脇役でいることができる。
これは一つの特権だ。
今はこの特権を活用しもう少し自分の社会的居場所から距離を取ってやろう。
人生は上手くいかないことの連続
嫌なことがあると逃げ出したくなることでいっぱいだ
現実では学校や仕事から物理的に逃げることは
社会的、心理的、経済的に難しい
そんな時、逃げる場所の一つとして空想のなかがあった。
空想のなかの自分は無敵だ
皆んなに一目置かれ、尊敬されている自分を作りだしたり、能力の高い自分、強い自分をイメージする
しかし、ふっと気づく
現実から逃げていても何も解決しないことを
いつかそのツケがくることを
現実から逃げるなんて身を投げる以外に本当は無いと思う
そう気づいた時、正面から現実と向き合ってやろうと決意が漲ってくる
たとえ思い通りの人生にならずとも向き合い続けていこう
最後、自分自身で人生に納得できればそれでいいんだ
高校生の時、一番の親友だったあいつは今、何をしているんだろう。
気の合う仲間だったが最後はお互いの譲れない
価値観の違いで距離を置いてしまった。
仲直りしようとは思わない。
でも、たまに今、あいつは何をしてるんだろうと気になってしまう。
命は儚い
だからこそ、そこにあるだけで尊い
儚いからこそ大切にしなければならない
こんな当たり前を全員が認識し他者をもう少し
思いやれる世界に変わっていってほしい。
行動を起こす最初のプレイヤーは私とあなたからです。
他者を大切にすることは自分を大切にすること
自分を大切にすることは他者を大切にすること