「仲間」
ドラゴンクエスト4は魔王デスピサロを倒してエンディングを迎える
エンディング後は真エンドに向け、時間を少し遡ってプレイすることになるのだが、ラスボスであった魔王デスピサロでもあるピサロが仲間として加入する
お前どのツラ下げてパーティに加入してるんだ。主人公の村を滅ぼしたの忘れてないからね?主人公の幼馴染を殺したの忘れてないからね?
ドット絵なのに空気がギスギスしている気がするのは私の気のせいなのか。気まずい
しかも主人公もピサロもすごく強いので、つい使ってしまいどうしても目に入る。すごく気まずい。私が
「手を繋いで」
行きはぬいぐるみを抱えた我が子の手を繋いで
帰りは猫じゃらしを振り回す我が子と手を繋いで
行きは空いていたもう片方の手は、アンパンマンのぬいぐるみと手を繋ぐ
「ありがとう、ごめんね」
相手に何かしてもらったとき、つい
「(あなたの手を煩わせてしまい)すみません」と言ってしまう。正直謝られるより感謝された方が私は気分が良くなるので出来るだけ「ありがとう」と言うように直している
しかし何年経っても反射で謝罪してしまうため、結局謝罪も感謝も両方言ってしまうのである
「夢と現実」
ベッドで寝ていたら友人からメールが
携帯をパカリと開き内容を確認したら、なかなか読むのに時間がかかりそうだ。まだ眠たい頭では読めないから、もう一眠りしてからにしよう
…そういえば眠っている際に友人からメールが来ていたな
目が覚めベッドからのそりと這い出し携帯を開く
しかしそんなメールは何処にもなかった
なんてリアルな夢
「さよならは言わないで」
今思えば最後までこのクラスには馴染めなかった
3年間共に過ごしたクラスメイト数人と少しだけ言葉を交わし、卒業式の余韻でわいわいと賑わう教室を出る時「やっと終わった…」と何とも言えない解放感で満たされる
楽しかった思い出よりも、思い通りにいかなかったり我慢していた記憶の方が多い教室。きっと私は自分が思っていたより我慢していたのだろう
私の背後で母が「えっもう帰るの?」と驚いた
だってそりゃあ、「もう用事はないからね」
仲が良かった友達とはまたゆっくり会えばいいからね