「海の底」
海は、とても広い。
視界いっぱいに広がる青色に、波の音が押し寄せてくる。
砂浜には、キラキラと光る小さな貝殻が、地面に散らばっていた。
一度貝殻に目をやれば、ついつい拾いはじめてしまう。
そう過ごしていると、
やがて時間は進み、夕日も沈んでいく頃には、
海の色は、空の色と同じように変わっていた。
真っ暗な海に、光を照らし、覗き込んでみても
底は見えないくらい、深い色で続いていた。
「今日は何が釣れるかな。」
と、期待を寄せながら、釣竿を投げ、待ってみる。
「あっ、フグ…」
目の前に来たフグが、餌に食いついた。
毒があり食べられないので、すぐ逃がす事にした。
その後、何度も魚はかかったが…
「結局、フグしか釣れなかったな…」
釣れたフグ達を海に返すと、あっという間に、霧のように海の底へ見えなくなっていった。
今日は引き上げ、早めに帰る事にした。
「日の出」
日って、どこからやって来るのだ…
地球の裏側か
太陽についていって
地球1周すれば、ずっと明るいのだろうか。
なら、月について行けば、朝から逃げられるのか。
そう考えた私は、車で太陽から
1日逃避行計画を立てた。
結果、ただのお出かけとなった。
そして今日も、日が登る。
太陽から一日逃避行計画はあっけなく幕を閉じたのであった。
「新年」
新年から、気合い入れ直して
嫌な事も、前向きに考えて乗り越えていこう。
昨年は、嫌なことを先延ばしにしてきたから、
新年からは、新たなスタートとしてどんどん挑んで行こう。
色々と覚悟を決めた上で
学校に挑んで行くと
私は決めた。
不登校、抜け出すために
もうすぐ2025年が過ぎ、2026年になりますね!
あっという間だ!
このアプリに出会ってから、たくさんの方々の素敵な作品に出会うことができました!
明けましておめでとうございます!!
皆さま!!良いお年を!˶˙ᵕ˙ )ノ゙
「星に包まれて」
都会の夜空は見上げても、星はあまり見えなかった。
明かりの少ない場所では、ちらほら星が見えた。
でも、山の中ではもっと沢山の星が夜空に広がっていた。
私は目が悪いせいで、星はぼやけて見えていた。
ある日ふと、メガネ越しからの星はどう見えるんだろうと、試しに付けて見てみたら
あんなにぼやけて見えていた星たちがキラキラと輝いていて、夜空は星で包まれていた。
そこには眼鏡なしでは見えなかった星も、
真っ直ぐに光り輝いていた。
今まで見えていた星よりも何倍も綺麗で、とても驚いた。
まるで、私の中で見えていた世界が、ちょっと広くなったように感じた。
どこから、なにからと
見る視点を変えてみたら、
こんなにも違う景色にふと、気がついた。