伝えたくて伝えたこと、
伝えたいのに伝えられなかったこと、
不本意に伝わってしまったこと、
そんな言葉が人生の中には数多くある。
でも私には伝えた後悔は無くて、伝えられなかった後悔ばかりある。
あの時ありがとうって言えれば、
あの時好きだよって言えれば、
あの時、嫌だって言えれば、
あの時…あの時…
言えなくて心にしまった言葉たちを思い返せば、
伝えられないことこそが弱さなんだなと思う。
本当は嫌なのに相手を嫌な気持ちにさせないために
笑顔で乗り越えてきた過去が
私の弱さの象徴だ。
でもそんな自分が好きなのも事実。
弱さは弱さだけど、短所じゃない。
強さも時には短所になりうる。
だから自分が自分を1番好きでいる。
私が言葉って美しいなって思うのは、
きっとその人が考えて考えて発したものだって
信じてるから。
言えなかった言葉も
言わなかった言葉も
たくさんある。
それでもちゃんと言った言葉だから美しい。
でもそれと同じくらい
考えて考えてそれでも言えなかった言葉も
考えて考えてあえて言わなかった言葉も
あなたの心で思っちゃいけないことなんてないから
全部美しいんだよ。
中には考えずに発する悲しい言葉を使う人もいるけれど
美しい言葉だけを心に残そうね。
悲しい言葉は聞かなくていいし、
残さなくていい。
悲しい言葉を聞いてしまったなら
その倍の美しい言葉を聞こう。
大丈夫、世界はもっと広い。
あなたが思っている以上に。
「努力してる人に光が当たる世界であればいいな。」
努力しても努力しても一向に報われない私に
努力は報われない、と知ってしまった私に
だいすきだった先生がかけた言葉。
願った色の花は咲かせられなかったかもしれない。
それでも当時の経験は根を張り、葉を茂らせて、
違う色の美しい花を咲かせようとしているよ。
努力は必ず願った先に報われるわけじゃない。
でも腐らずにいれば、
どこかで何らかの形で必ず報われる。
先生、私強くなったよ。
もう先生に頼らなくても大丈夫。
先生みたいな先生になります。
幼稚園から仲の良かった友達と疎遠になった。
来年も一緒にって約束した彼とお別れした。
友達のお母さんが亡くなった。
家族にも愛にも友情にも永遠がないことを知った。
でも間違いなくそこにあった。
永遠がないことを未だに怖いと感じてしまうけれど、
永遠がないからこそ大切で、幸せなんだと思う。
永遠ではなくとも今、
目の前にある家族や愛や友情は本物だ。
儚くて美しいものだ。
大切に大切に生きよう。
その一つ一つの思い出に恥じないように。
美しい冬晴れの日。
でもその裏で苦しんでいる人たちがいる。
つい数日前まで2024年はどんなことをしようか、
待ちに待った正月休みだ、おせち、お年玉、
たくさんたくさん楽しみにして
たくさんたくさん生きようとしていたのに
そう思うと、被災地に知り合いすらいない遠く離れた私でも辛くて眠れなかった。
生きることがこんなにも難しくて、
命がこんなにも儚くて、
それでも乗り越えて生きていこうとしている人たちがいること。
絶対目を背けちゃいけないし、
いつかの日のために備えなきゃいけないし、
必ず教訓にしなくちゃいけない。
どんなにめでたい日でも、
どんなに楽しみにしていた日でも、
どんなに生きようとしても、
一分一秒先の命は誰にも保証されていない。
だから今を精一杯に。
綺麗事だとしても、
私は綺麗事を100%信じる。