1ヶ月か2ヶ月に1回会っていた友達も、子供が生まれたり疎遠になったりで今では会っていない。
お互い休みの日に待ち合わせをして、どこかで食事しながら仕事の話や恋バナをしたり、たまには旅行に行って観光を楽しんだりしていた。たわいない話でも、友達と話すと心がスッキリしていたように思う。
今では1人でいる事にすっかり慣れてしまったが、やっぱり気軽に話ができる友達も必要だ。
大人になってからの友達作りって難しい。今からでもできるだろうか。
うちの猫は、家族の中で父の事が一番好きだった。父が外から帰ってくると、ドアが開く前に気付いて我先と迎えに飛んでいったし、父が出掛けると玄関の前で「にゃ〜〜お」と大きな声で鳴きつづけていた。わたしの時は見送りもお迎えも、気が向いた時にしか来てくれなかったのに。やはりごはんをあげる者は強い。
昨日母とクロスワードパズルをしていた。タテのカギに『青く晴れ渡った大空』とある。晴天?快晴?何だろう。文字数はカナ5文字。2人で一生懸命考えたが、分からず降参〜。
答えは『蒼穹(ソウキュウ)』。蒼は青色を、穹は天空、弓状に広がる空を意味するらしい。素敵な言葉だけど使う時ないだろうなと思っていたら、このお題だったので早速使いました。
わずか半畳分ほどの広さしかないクローゼットの中で、春夏秋冬たちが一列に並び、ひしめき合っている。
秋「ちょっと。あなたにそこに居られたら、私がすぐに出て行けないじゃない。端に行ってくださる?」
夏「動こうにも動けないのだから仕方ないじゃないか。ああ、前からも後ろからも押されて僕はシワシワだよ」
冬「そんな事を言っている間にワシの出番さ。さあ、窮屈だからどいたどいた!」
春「・・・。ここの主はいつまで私達を掛けたままにしておくのかしら。用がないなら早く引き出しに入って眠りたーい」。
ライブに行って自由になれたあの日。何度も何度も聴いていたアルバムの曲を、拳をあげて声が枯れそうになるくらい一緒に歌った。あの時の感覚をいつかまたライブで取り戻したい。