君の笑顔を思い出すと嬉しくなるよ
君の行動を思い出すと勝手に顔が綻ぶよ
君のことを思い出すだけで幸せになれるよ
きっと明日も明後日もずっと君のことを思うよ
旅行に行くといつも中々眠れない。昔から修学旅行とか、誰よりも一番遅くに眠り、誰よりも一番早くに起きる。よく枕が変わると眠れないというが、まさにそのタイプ。環境が変わると眠れないのだと思う。
瞼を閉じても一向に眠気は来ず、辺りは静寂に包まれる。誰かを起こしはしないかと寝返りを打つのにも気を遣う。眠れない者にとって深夜は闘いだ。
しかしほんの少しでも眠れればこっちのもの。目を覚ますと窓の外がほんの少し明るくなっている。誰かを起こさない様そっと起きてカーテンの間から外を眺める。ここから徐々に明るくなって旅行2日目が始まる。静かな朝。わたしだけの時間だ。
高校卒業の日、先生は言った。
「人生は選択の連続です」
その後に続く言葉を思い出すことができない。
卒業してから今まで、確かに選択の連続だった。
時に自分にとって、間違った選択をしてしまった気もする。
先生はあの後何て言ったのかな。
迷う時もあるけど、自分で決めた道を信じて進んでほしい。
そう言ったのかな。
わたしは自分の道を信じきれなかった。最後まで自信を持てなかった。
選択を間違ったのではなく、正解にしていける力がなかったということか。
今を生きる事に精一杯なわたしにこれから先、どんな選択が待つのだろう。
突然降り出した雨の中
傘のない私たちは
公園のベンチまで走った
あそこには屋根があるからと
君は私の手を取り走り出したんだ
公園に着いてすぐ雨は上がり
通り雨だったねと
君は笑った
初めて繋いだ手の感触に
私の鼓動は高鳴ったままだった
秋のイベントの中で、気になっているのが紅葉狩り。
『狩り』には山野で花や草木を観賞するという意味もあるらしい。
桜は毎年神社や公園で観るけれど、紅葉は観に行ったことがないなぁ。山登りもしたことがない。
紅く黄色く色付いた葉は鮮やかで美しいのだろうな。