にゃんこめし

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9/26/2024, 6:33:28 AM

6階に住む部屋の窓からは、遠くに新幹線が走行する姿が見える。駅に近い位置であり、右へ行く新幹線も左へ行く新幹線もその速度は緩んでいる。
新幹線を見かける度、わたしは「お〜い!」と言いながらバンザイをして手を振る。速度が緩いとはいえ一瞬で通り過ぎる新幹線の窓に向かって。
「何してんの。そもそも遠すぎて見えるわけない」と母も呆れてる。でもいつかさ、あのどれかの窓から景色を見ている誰かが気づいてくれるかもしれない。なんて馬鹿げたこと言いながら、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を込めて大きく両手を振っている。

9/24/2024, 10:30:15 PM

風邪をひいた。現在の体温37.7℃。
こういう時に限っていつも行く医院が休診日。ついてない。
久々の風邪の症状にちょっと気も滅入る。普段、健康に過ごせるのって幸せなことだよな。当たり前のように思うけど、実は当たり前じゃない。
幸せは気付かないうちにそこにある、形の無いもの。

9/23/2024, 12:21:53 PM

ジャングルジムに登った記憶はないが、雲梯の上に登って降りられなくなり泣いた記憶はある。大人になっても乗りたいのはブランコ。一生懸命漕いだ後に続く浮遊感が楽しかったのかもしれない。

9/22/2024, 12:30:15 PM

名もなき家事という言葉を知っているだろうか。わたしは最近初めて知った。
料理、掃除、洗濯のように名前のある家事以外の、生活に必要だけど些細で具体的な名前がない家事のことらしい。例えば食器の片付け、ゴミの分別、消耗品の補充など。
先日、昼休憩にカップみそ汁を食べようとしたら、休憩室のポットのお湯が残り僅かだった。ポットを持ち給湯室に向かっていると、廊下で女性とすれ違ったので軽く挨拶した。その時、すれ違いざま「ありがとうございます」と声が聞こえた。えっ今わたしに言った?
同じ会社だけど、お互い顔も名前も知らない。わざわざ感謝の声をかけてくれるなんて。良い人だなと思った。
こういう人が世の中に増えたら家事分担の悩みとか争いとかがなくなるのかもしれない。

9/22/2024, 2:25:53 AM

女心と秋の空。女性の男性に対する愛情は秋の空模様のように変わりやすいということわざだが、元々は「男心と秋の空」で、江戸時代からあったらしい。
世の中移り気な人ばかりじゃないし、多様性が尊重される現代には不相応な気もするが、言葉にすると語感が良く趣がある。澄んだ秋空と純粋な恋心。移り行くともその趣は変わらない。

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