「そうだな…君に出会ってから…」
「頭が良くなった気がするな〜。それに楽しくなった気もしたあと…」
「哀しくて惨めになった」
鏡は何も言わなかった
「人待つる生も又然り」2
ふぅ〜はぁ〜
溜息を吐く。なぜかって?こうな…自分の怠惰が恨めしくなってな…。そんなことを今日も俺は自答する。自分の中では俺が一番の怠惰の塊だ…本当にうざったらしい。それに攻められるんだよ…自分の中の私に…。
私は理性が効かないときが多い。本当に多いのだ。
こんなふうに突拍子もなく第一人称で文章を書き綴ったり…。だから私は少しの言い訳に理性を"私"
怠慢を"俺"と分けた。完璧な気晴らしである。
気晴らしが切れる時と言ったら、悩んでるときだ。
怠惰と理性がぐちゃぐちゃに混ざり合う、そんな瞬間だ。こんな性格の所為か、人への思い遣りなど何処かに忘れ置いてしまったような感覚だ…。例えるならば、「人を待てない」と言ったところだ。
これは自分が分からない 私達 の徒然
つづ
徒然く
「人徒つる生も又然り」
水の滴る音が聞こえる。「今日は雨だったか…」
私は一人呟いた。案の定外を見るとかなりの土砂降りのようで、既に道路は目のように潤っていた。
「別にどっか行く予定もねーしな…」そう頭を掻いた。私はこの時間が一番と言っていいほど好きだ。一人の時間程安らかなものはない。そういえば、雨の音にはリラクゼーション効果があるらしい。それも影響しているのかもしれない。そんなことをまたダラダラと書き連ねるのもまた興と言ったところだ。「徒然も良い良いだな」自分に問い掛けた。
私は少し哀色に染まった。
これは自分しか待つ事しかできない私の徒然。
徒然く
善悪は人間が定めた。
今やそれに人間だけでなく動物までもが従う。
私達が自分たちを動物としなくなったのはいつからだろうか。
流れ星に3回願いを言えば叶うと言われている。
願わくば一回にしてくれ。
叶えられなかった願いが幾つもあるんだ。