12/22/2024, 12:50:18 PM
湯船に浮かぶ柚子の香りが鼻腔を抜ける。入浴中にも関わらず、浮かぶのはあのひとのことばかり。
「はぁ……」
小さく息を吐き出した。
わたしのことなど、なんとも想っていないくせに頭を撫でるのだ。けれどその手の重みは心地良く、心をそっと包み込まれてしまう。
ぶくぶく。口元で弾ける透明な粒たち。
(……バカみたい)
想いを紡げる日は来ない。簡単に触れられて、ときめいてしまう心をどうにか出来たらいいのに。
11/12/2024, 4:20:28 AM
ぽきり、折れた
自由になりたい
それだけだった
行けない、行けないよ
ほろほろ、ほろり
あふれだす
苦しいときは一緒だよ
いない、君は
11/10/2024, 10:11:22 AM
「好きだよ」
思わず重なった言葉
どちらからともなく近づいて
微笑む
心が通じあっていると感じて
身体がぽかぽかした
11/9/2024, 12:22:49 PM
本音をノートに書くことが恥ずかしい
自分しか見ないのに
きっと読んだらそのときの気持ちが
ぶわりと湧くことに抵抗感があるのだと思う
元々自分の感情を言語化することが苦手だ
くわえて口下手なこともあり誤解されやすい
そんな自分をちょっとでも変えたい気持ちはある
毎日だと続かなそうだから
気が向いたときにノートと向き合ってみようかな
11/8/2024, 11:37:04 AM
新しい命が
君の元へ届いたと知ったとき
衝撃だった
君が幸せならいいと言ったけど
傍に居てくれたらと思ってしまう