プレゼント
子供の頃は当たり前だと思ってた
大人になって当たり前じゃないし
プレゼントって相手を想ってのもの
大切な人じゃないと中々できない
嫌いな人、無関心な人には絶対しない(笑)って
実感してプレゼントの思い出があることが
幸せと思えるようになった
だから貴方とお別れしたんだ
私は大切な人じゃないとわかったから
ゆずの 香り
子供の頃柑橘系といえばみかんだった
柔らかいオレンジ色の皮
こたつにみかんは冬景色
それよりも出場回数が少ない柚子は
子供の頃は柚子湯くらいの認識
お湯につかってふにゃふにゃで
香りもお湯で薄くなった感じ(笑)
香りとして癒やされるようになったのは
柚子茶を知ってから
お茶といいつつ、ジャム湯じゃんと心の中で
ツッコミながら、甘さと香りに癒やされる
はちみつレモンを知った時と同じくらいハマった柚子茶(笑)
香りと甘さの組み合わせはエンドレス
ゆずの香りは塩味にもマッチ
柚子味噌があればご飯いくらでも
邪魔をしないけど負けもしない唯一無二の香り
大空
といえば翼をください
今でも時々口ずさむ
沈んだ気持ちを少し持ち上げてくれる
顔は真顔のままだけど
翼といえばイカロスも懐かしい
蝋の翼は重たかろうに
勇気1つでは心許無さすぎると思うのは
年をとったからだろうか
鳥人間コンテストがあるように
飛行機に乗れるようになっても
人は鳥のように飛ぶことに憧れるのは何故だろう?
自由だから?悲しみがないから?
でも鳥も人もずっと空にいることはできない
いつかは地に降りる
不自由な悲しみのある世界に戻るのだ
ならば私は雲になりたい
自由自在に形を変えて
大空にただただ浮かぶ雲になりたい
ベルの音
海外だとXmas
日本だと除夜の鐘
我が家だと黒猫べるの鳴き声
海外だとハンドベル
日本だと鈴虫
我が家だとお鈴
鈴虫や虫の声を声として聞こえるのは
左脳で聞く日本人(厳密には日本語を母国語とする人)とポリネシア人だけなのだとか
右脳では雑音とな
虫の声で季節を感じることができるのは
とても幸せなことなのかもしれない
寂しさ
自分には需要も供給もないと気づいたら
ストンと腑に落ちて何も感じなくなった
心から笑う喜びも
誰かを想って泣くことも
何かを楽しみに待つことも
二人連れを見て落ち込むことも
何もない
自分とは縁のない世界
だから尚更寂しさという感情が
暖かいもののように思える