【向かい合わせ】'240826 12:13
『 '201224 19:43 Gujo,Gifu』
クリスマスイブ、仕事場のみんなと女子寮に集まり
すき焼きパーティーをした。
みんなで向かい合わせになって、食卓を囲んで
『美味しいね〜』なんて楽しく会話を弾ませたあの時間。
急遽、有り合わせで開催された、
ふざけたクリスマスプレゼント交換。
笑いが絶えない、大爆笑のあの空間。
今、その瞬間を感じられることの尊さよ。
EP.06
NANA
【やるせない気持ち】'240825 07:43
『2016.XX.XX. Nagoya , Aichi』
私はいつも通り短大の授業を終え帰路についた。
「さぁ、少し休んで学童のアルバイトに行こう」
授業を終えた元気いっぱいな子ども達を続々と出迎える。
ある小学三年生の男の子は、
ピンク色の可愛らしい鞄を大事そうに持っていた。
私は、その子が「自分らしくいられている」
ことが嬉しかった。
学童長のおばあちゃんが来た。
「そんな!女の子のもの好きになったらあかん!」
と一括。
その子は、「俺、別にこんなん好きやないし!
家にこれしかなかったから持ってきとるんやし!」
私は、その時に、
「ごめんなぁ、ほんまは言いたくなかったよなぁ」
って思った。やるせなかったなぁ。
「自分の好きなものを持ってたらええんよ」
と一言だけ伝えて、さようならした。
また明日、その鞄を大事に持ってきてね。
EP.05
NANA
【海へ】 '240824 08:20
『'230603 22:11 Kumano,Mie』
楽しい人生のはずなのに、何かをずっと追い求めている。
それを考え続けることに疲れて私は1週間だけ帰省した。
気兼ねなく話せる心友達と急遽会えることになり、
地元を1〜2時間ほどドライブして海についた。
時間は夜の21:30過ぎ、大きな満月の日だった。
特に、互いの近況を報告し合うわけでもなく、
久しぶりの手持ち花火を童心にかえって楽しんだ。
ただ、ただ、ひたすらに、ありのままの姿で
目の前のことを全力で楽しめた。
「私の求めていたものはこれだ。」
月明かりに照らされた夜の海は、
大きな波音ともに"何か"を全て運び去ってくれた。
EP.04
NANA
【裏返し】'240823 08:23
『'231105 23:07 Miyajima,Hiroshima』
『友達として、ほんっとうに最高だよ!』
素直になれずに、思ってもないことを言ってしまった。
本当は、
『実はさー、私、君のことが好きなんだよね〜⤴︎』
って、笑顔で言いたかった。
でも、この関係性が崩れるのが嫌で ー。
今思い出しても、あの時は全てが最高にエモかった。
お仕事終わり、夜の宮島散歩をしよう!
なんて言って二人で夜中の大鳥居をくぐり
境内に行くまでの道にあるベンチに腰掛けた。
目の前には、真っ暗な瀬戸内海が広がっていて、
波の音がザーザーと響いている。
対岸に見える広島市内の夜景を眺めながら
2時間近くたわいもない話をする。
心の距離が縮まったのをお互いに感じていた。
『裏返し』をしたからこそ、深く残り、
エモい思い出になったのかもしれない。
また、数年後、大切な人と夜の宮島を散歩したい。
EP.03
NANA
【鳥のように】 '240822 11:20
『'240803 08:00 Nerima,Tokyo』
自分の人生を変える覚悟を持った瞬間を覚えていますか?
私は、まさについこの間その瞬間が訪れました。
長年せきとめられて、出てこれなかった私の感情は、
『あなたの何がそうさせているんですか?』
という質問によって激流になって外に出てきた。
溢れ出る涙を拭う中で、自分の本当の気持ちを知った。
『私は、変われるんだと確信した』
いや、
『変わりたい、変われないではない、変わるしかない』
自分の人生の舵をやっと自分で握る覚悟を決めた。
誰にも握らせることはできない。
2024、残り約4ヶ月。
私は、どこまででも行ける。
私にできるんだから、あなたにもできる。
一緒に飛び立ちましょう。
EP.2
NANA