君と飛び立つ、それが僕の役割なのだから、
あなたとの、役割を果たすためにも、あなたの、
未来や使命を果たすためにも、神々との構想、
それを壊すためにも、壊された運命を逆転を、
そして、あなたの運命を構築し直すために、
"世界の断りを変えるチャンスを掴んだ者よ、
今こそ立ち上がれ、楽しい運命転換をしよう"
それが残された運命、あの楽しかった古い記憶、
取り戻せるチャンスをまだ、あなたは、あるから
早く気づいておくれよ。また、間違えぬように。
きっと忘れない、そう、あの時から始まったから
それがあなたの過ちなのだから、だからね、悔い
悔いて悔いて悔やんで、哀れみを持ってそのまま
来世へとおいでなさいな、そうしたら、あなたは
天国にでも懺悔峠でも、何処へでも、行けるよ。
だからね、また、繰り返して、私の元へおいで。
そうして、また、恋をして、失恋をして、泣いて
苦しんで、殺意が沸いて、また、あなたの元へ、
終わりを告げる使者として現れて、また、最初
リセットして、楽しんで、ループをしていこうよ
"ごめんね、だけど、あなたのためだから。"
それが、誰のためかとは、教えてあげないから、
独り言を言って、あなたの冷たくなった身体を、
触れながら、また、例のモノを、使って、から、
また、あの日を繰り返して楽しもうか。
なぜ泣くの?と聞かれたから、僕は咄嗟にこう、
伝えてしまったことを今は後悔と懺悔をしている
'人には様々な感情があって泣くことでそれを、
沢山リセットしてまた始まりの時を過ごすんだよ'
そう言ってしまったが、もう、遅い。
何故かそれを聞いた瞬間に質問してくれた人が、
笑顔になって、僕に向かって、聞いたことのない
狂気の言葉を投げ付けて来たのだ。
"それじゃあ!お兄ちゃんで実験していいよね⁉"
耳を疑うような言葉が聞こえた次の瞬間に、
何やら機械が身体を拘束し始めたのだ、でも、
ここで、抜け出せれば良かったものを抵抗せずに
説得にへと変えてしまった自分が今は、憎い。
地獄が始まって今は何日目なのだろうか…、
XN日とでも表記すれば良いのかすら、分からない
それほどに日の光もろくに浴びていないのだ。
暗い暗い日の当たらない地下牢で永遠と繰り返す
拷問のような実験を繰り返されてまた、泣かない
疑われてももう精神的にも身体的にも、ボロボロ
泣く元気すらない、あぁ、どうしたら、こんな、
こんなにも、嫌な選択肢を選んだんだろうか。
運のない自分を疑ったのは、もう、終わりの頃だ
足音、それが近付くたんびに、心臓がバグバグ、
ドキドキその鼓動を聞くことで、やはり'始まった'
そう自覚してしまうから、怖いものだ、本当に、
自分自身に起きて欲しくない事程、起こる体質も
懲り懲りに思えてしまっているのにも、関わらず
実際今だって、捕まったら終わりのデスゲームが
開始されているのだから何とも言えないのだから
サッサと終わって欲しいなと思っていたら、突如
終わってしまったのだ、今まで無かった事なのに
そして、一人の女の子が出てきた。
後ろ姿が眩しく感じるかのように、凛々しい姿で
此方を向いて向かってきて、言ってきた。
"あんたの体質面白いね!私と手を組まない?"
そうして、この謎の体質を持った自分と女の子が
手を組んで、バディを今もやっていることは、
後輩には、内緒だ。二人だけの内緒だから。
終わらない夏、繰り返していって今はn周回目。
この謎の地獄ループを繰り返している。
まだ、抜けられない、まだ、終わらない、まだ、
まだ、この苦い思い出を永遠とやらされて、
心身共に喪失しそうなくらい、辛いのにな。
どうやったら、どんな点がループを止める、鍵が
まだ、分かってやいるけれども、やはり、アレか
アイツを倒さない限りはこれが繰り返して行く。
また、あの過ちを繰り返して行かなければ、
背負わなくてはいけないのか。もう、分からない
"エンドループなんて、存在して欲しくないな。"
そして、エンドループを終わらせて終わりを、
させて、幻想の夢から終わる鐘の音を聴きながら
また、夢のまた、夢を見ている始まりを待つ。