ひらり、また、散ってしまった。
守れやしなかった、弱かった私の責任。
だから、もっと強くなって貴方を守れるように、
なりますから、だから、
"ゆっくりと眠って下さいね。"
それを言って眠った人柱を救う旅は、
まだまだ、終わらない。
誰かしら?
は?なんで………?
あの時に言った言葉は嘘だったの?
"貴方と一緒に側で生きていたいわ。"
あの言葉で従者から、夫になったのに、
大袈裟に嘘をついたように、見えたが、違う。
あぁ、やはり、この人生は報われない。
むしろ、報われてはいけないのだ。
芽吹きのとき、私には、それをむしり取りたい、
そう渇望してしまう歪んだ心がある。
それは、いつしか、才能を奪うまでに、
悪化していた、だけど、それを止められない、
だから、
"こうして、貴方に助けを求めてしまう。"
怖いって言われても、貴方の救いを永遠に、
この場所で待っていますから、早く、
助けに来てよ、運命の人よ。
あの日の温もり、あの体温を二度と感じる事が、
出来ないことだけは、唯一の後悔かな。
一人でいるとよく実感してしまいます。
だから、貴方の側に生きたいです。
でも、…でも…。
"貴方は許してくれないでしょうから、
私は寿命を迎えたら、貴方を見つけに行きます"
そんな、悲しいことを空に言うと、
冷たい風だけが、私の頬を触った。
cute!、誰かが、そう大声で叫んだ、その人と
それに驚く群衆と、それを言われて固まる人、
というか当の本人は、顔をポカンとしている、
突然イケメンからそう告白されたのですから、
真っ当な反応だろうけど此処は日本です、
日本なので、普通に驚かれるだろう、それも、
当の本人の性別は、男であるが、今は趣味で、
女装をして友達(女装仲間の俺)と歩いていたら、
声を掛けられて、アプローチされたら、誰だって
顔を赤くしてポカンとした顔にもなるだろう、
何せ俺達男だし、女装男子だし、
恋愛対象は、女の子だけども、だけどもよ!
あんなイケメンから告白されたら、揺らぐよ!
誰だってあんな人に告白されたいわ!
俺だってされたいわ!そう思っていたら、
連れらしき人が合流して俺にもアプローチした、
え?!イケメンから告白されただと?!
フラグ回収の神なのかな?願ったら即答叶うとか
神様やってんなぁ。(これは、確信犯)
そのアプローチ理由が惚れない訳がない理由だ。
"貴方達は性別を超越した美しい人だと思い、
私達から声を掛けました。
宜しければ、
あちらのカフェでお茶をしませんか?"
そんなの。行くに決まってるだろう!!
子犬のように、笑顔で誘われたら、
行かない訳ないでしょぉ…。
ズルいよぉ…。
その後は彼氏となりました、
二組のカップルとなりました、ご清聴ありがと!
謎オチ!(オチをどう作るか悩み此処で書ける内容じゃないので諦めた(*´▽`*))